吉田照美 ソコダイジナトコ
吉田健康
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胃潰瘍と十二指腸潰瘍は、こんなに違う!

今日も健康、明日も健康、元気な心と身体にワンポイントアドバイス!

今週のテーマは『おなかスッキリ、胃腸をいたわる健康法!』
をお送りします。

水曜日は『胃潰瘍と十二指腸潰瘍は、こんなに違う!』でした。

胃の壁に穴があくのが胃潰瘍、胃の先にある十二指腸の壁に
穴があくのが十二指腸潰瘍です。
十二指腸潰瘍になりやすいのは、20歳代から
40歳代の若い世代が中心です。
これに対して、胃潰瘍は40歳代から50歳代に多いのです。
なりやすい年齢には、大きな開きがあります。
十二指腸潰瘍は、ストレスなどによって、胃が胃酸を
作り過ぎてしまう事でできてしまいます。
若い人の方が、元々、胃酸を作る力が強いので、
十二指腸潰瘍にもなりやすいというわけです。
これに対し、胃酸から胃の壁を守る防御能力が低くなって、
胃潰瘍ができてしまうのです。
胃の防御能力は、年齢とともに低下してくるので、
中高年の方が胃潰瘍になりやすいというわけです。

投稿者 ソコスタッフ : 2007年05月09日 08:10

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