(江東区・美智子さん)
我が家は本当に貧乏でした。
七段飾りどころか、親王飾りすらありませんでした。
でも、のどから手が出るほど欲しくても、子供心に 買ってほしいなどとは口が裂けても言えませんでした。
そんな私を不憫に思ったのか、母は食べ物で 私を釣ったのです。
卵の殻で顔を作り、折り紙で衣装を作ってくれ、 ちらし寿司などをこしらえてくれました。
手先の器用な母のことを、懐かしく思い出しました。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年03月16日 11:10