(大田区・キムコさん)
調子のいいオバチャンが一人で切り盛りしていた
小さな居酒屋さん。
「今日は市場からいい魚が入って、今、
私がさばいたところだから、鍋にするから
食べていってよ~ん。」と言うので、
友達3人と鍋をつついていました。
「旨い、旨い」と食べていると、味が染みた
薄いスポンジが3枚出てきました。
向かいのスーパーで売っている、パックの切り身の
下に敷いてある、あのスポンジです。
オバチャンに言うと「あらっ、魚が飲み込んじゃって
たのかしら」と、オロオロしながらも一人で大笑い。
朝からコトコト煮込んでいたはずの煮物の芯が
凍っていたりもしたけれど、嘘が下手な、
皆に愛されたオバチャンでした。
亡くなってしまいましたが、今も話題に上ります。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2010年02月18日 10:21
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