(練馬区・ゆきんこさん)
子供の頃、雪の日はいつも「ザッ、ザッザザザッ」という音で
目を覚ましました。
祖父が早起きして雪かきをしていて、
積もった雪をスコップですくって、
そりのようなものに乗せて運んでいる音です。
「危ないし、重いから私たちがやります」と、
両親が言っていても、いつも一番早く起きて、
自分の家の前や空き地の前の雪かきをしていました。
私は子供の頃に、布団の中でその音を聞きながら、
「今日も雪が積もったんだな。
雪だるまを作ったり、雪合戦ができるかな」と、
ワクワクしていました。
少し大きくなって、雪かきを手伝うようになってから、
その重労働に悲鳴をあげながら、
「若い自分でもこんなに腰が痛くなるんだから、
おじいちゃんは大変だっただろうなあ」と、
改めて感謝の気持ちになりました。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年10月30日 11:20
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