(富士見市・ロンドンボウイさん)
私は幼い頃に大病を患い、大手術を繰り返し、
腎臓摘出後、腹膜炎・腸閉塞を繰り返し、
その症状が落ち着いたのが、中学生になってからでした。
高校を卒業後、トラックの運転手になり、
忙しい毎日を過ごしていたある日、
私が長いことお世話になった病院に、
配達することになったんです。
長いことご無沙汰していたのもあって、
配達を終わらせた後、ナースステーションに顔を出すと、
知らない人ばかりが働いていました。
事情を話すと、奥の方からおばさまナースが走って来ました。
「○○君?」
「はい・・・」
暫く分からなかったのですが、入院したての私を、
新人の頃に世話してくれたナースさんでした。
親と離れて入院していた私を励まし、本を読んでくれ、
とても優しくしてくれた大好きなナースさんでした。
涙が止まりませんでした。
健康に過ごしている私を、「とても逞しくなった」
とも言ってくれました。
が、ナースさんも大粒の涙を流していました。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年08月14日 11:22
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