(野田市・アデランすっすうさん)
母親の孝子(60才)は、自分や孫にはお金を惜しみ無く使う反面、自らのオシャレにはま
るっきり無頓着で、服はいつも同じバーゲン品、傘は100円均一で購入したものを使用
しておりました。
4年前の母親の誕生日に、
[いつも100円のビニール傘じゃあかわいそうだから。。]
という事で妻と僕で、少し値が張りましたが、“バーバリー”の傘をプレゼントしてあげ
ました。
母親はとても喜び、家の中で何度も傘を広げ、
『どう?似合うかしら?早く雨が降らないかなぁ♪』
と“ニコニコ”ご満悦♪
(良いプレゼントをしたなぁ)
と妻と喜んだのですが、雨が降ってもプレゼントした傘は部屋に飾り、使用するのは今ま
でと同じビニール傘。。
『なんで使わないのさ!せっかくなんだから使いなよ!』
と言ったら、
『盗まれたり壊したら勿体い無くて。。部屋に飾ってあるのを見るだけで幸せだからいい
の♪♪』
と、《物よりも気持が嬉しい》と話す母親。
これからも《気持ちの込もったプレゼントをしてあげたい》と思った自分の傘物語でした。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2008年03月20日 11:09
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