今回は、巣鴨の「とげぬき地蔵尊」にいたおばあちゃん達に、
23歳の放送作家・ルンビニがインタビューをしてきました。
70代のサチコさんに「一番好きな曲」についてお話を聞いてきました。
私が好きな歌は、秋川雅史さんの「千の風になって」です。
この曲は、何と言っても歌詞の内容が大好きです。
“亡くなった人はお墓の中にいるのではなく、
様々なものに形を変えて私達を見守っていてくれる“という内容で、
千の風になって空から見守ってくれていたり、
朝は鳥になって目覚めさせてくれるというものです。
歌詞の最初に「♪私のお墓の前で~」とありますが、
私たちの年齢だと、“お墓の前で”という言葉を聞くと自分に近いことなので、
とても身に染みるんです。
いつどうなるか分かりませんからね。
ここ最近は“自分の死”について考える機会が多くなり、
「私はどうなってしまうのかな」と心細くなる事が多かったのですが、
この曲を聞いて考え方が変わったんです。
「死んでも決して自分の存在がなくなるわけではない」と思うようになり、
心が軽くなりました。
私は毎日CDをかけて部屋で一緒に歌っています。
この曲が大ヒットしているようですが、私たちのような中年以上の人たちにとっては、
この歌詞がグッとくるんだと思いますよ。
投稿者 ごぜんさまスタッフ : 2007年07月17日 11:27
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