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2008年12月13日
週末トリップ12月13日今週は「旬の味覚紀行」 下関のふく編
週末トリップ12月13日今週は「旬の味覚紀行」 下関のふく編
下関ふく連盟事務局事務局長「岡田薫治(おかだ くんじ)」さん
下関の方言では「ふぐ」を「ふく」と言います。
「ふく」が「福」にもつながるということで「ふくの街下関」。
下関がふぐの本場なのは・・・
豊臣秀吉が朝鮮出兵を行ったとき、全国から武士が下関に集められました。
そこでふぐを知らない地域の武士がふぐを食べて、出兵する前に毒で
たくさん死んでしまい、激怒した秀吉が禁止令を出しました。
以来、ふぐを食べることは御法度となります。
明治20年、時の総理で山口県出身の伊藤博文が下関の料亭を訪れた際、
時化で漁ができず魚がありませんでした。
困った女将は、処罰覚悟でふぐを出したところ、伊藤博文はその美味さに感激し、
禁止令が廃止されることに。
ふぐ解禁のキッカケになったのが下関でした。
ふぐが解禁になって今年で120周年です。
新鮮なふぐほど美味しいと思われてますが、実はしめてから1~2晩寝かせて
熟成させると旨味が増すそうです。
熟成させる技で下関のふくは他のふぐとは旨味が違うそうです。
投稿者 ミュージックトリップ : 2008年12月13日 18:02