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2010年08月04日
北海道昆布体験ツアーinえりも 3
このブログでは
去る7月31日(土)、8月1日(日)の両日に渡って行われた
「たまなび学園 北海道昆布体験ツアーinえりも」の模様を
ご紹介させていただいています。
北海道の短い夏、とくに7月上旬から
北海道のえりも地域は昆布一色に染まります。
そんな最も忙しい時期に行われたまるごと体験ツアー、
今日、ご紹介するのは漁師さんたちによる
歓迎バーベキュー大会の模様をご紹介します。
猟師さんたちの作業所がこの日の交流会バーベキュー会場となりました。
このバーベキュー大会は、体験ツアーに参加している親子と
漁師さん達との親睦を深めるためのもので
翌日に行われる昆布漁で、
この日組んだ漁師さんたちと一緒に働くことになります。
昆布漁への出航の見送り、水揚げされた昆布を干す作業のお手伝い、
そして仲良く一緒に朝ご飯をいただきます。
今回、このツアーのレポートをしてくれる
お笑い芸人・たんぽぽの白鳥久美子ちゃんもしっかりと交流会に参加。
そして相方の川村エミコちゃんは、メイン司会の菅野アナと待機。
さて、昨日のブログでお知らせしましたが、
料理教室で作った美味しい料理のほか
猟師さんたちのご好意で、プレゼントされたもの…さて何でしょうか?
目ざといかたならもうお判りですね…
ふたりの目の前にある大きな鮭、これを頂きました。
その大きさ、判りますか?
川村さんの手の大きさと比較してみましたが、とにんくデカイ!
びっくりの大きさです。
なんとこのクラスのものを売るとなると一匹1万円はするそうです。
これを北海道の漁師町の名物料理である、ちゃんちゃん焼きでいただきました。
いや、こんなに美味しい鮭ははじめてでした。
その他、アワビのような歯ごたえと味わい」と全国的に高い評価を誇る
「えりも産 真つぶ貝」や新鮮な蛸…これ写真では判りづらいですが
信じられないくらい太い蛸の足でした。
そして、こちら!
幻の魚といわれるマツカワという鰈のお刺身。
鷹の羽のようなヒレの模様からタカノハ、
あるいはタンタカとも呼ばれる冷生の大型カレイ。
大きいもので80センチを超えます。
主に太平洋沿岸で捕れる。身が厚くて歯応えがよく、
うまみではヒラメをしのぐと言われます。
実際にいただいて、本当にその甘みはたまりませんでした。
昆布の授業を行って下さった三戸さんたちは、
北海道栽培漁業えりもセンターといいうところで
このマツカワの養殖に力を入れています。
見えますか?これ生まれたての稚魚のマツカワです。
これが何年もかかって、やがて
大きく成長するのです。
えりも町では「王鰈(おうちょう)」という名前で
高級魚としてのブランド化を進めています。
さて、ここで突然クイズです。
この船が昆布漁に出る船ですが、
どうして舳先のほうに赤い旗が立っているのでしようか?
では、正解発表を…
お世話になった北海道ぎょれんさんの方によりますと、
自分の位置を他の船に知らせるための旗だそうです。
漁場は波が高く波間に船体が隠れてしまうため、
旗によって船の位置を教えます。
美味しいものを、たくさんいただき、そしてたんぽぽのミニライブで笑って
夜が更けていきました。
(漁師さんたち、朝が早いので夜の7時から9時くらいまでには寝るそうです)
最後にバーベキューのあと、みんなで記念写真を撮りました!
明日は、いよいよ昆布漁の体験です。
お楽しみに。
投稿者 たまなび : 2010年08月04日 18:03