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2010年08月02日
北海道昆布体験ツアーinえりも
昆布、美味しいですよね…
美味しいだけではなく、昆布には、体に欠かせない栄養もたっぷり。
大切な栄養素のうち、摂取しにくいビタミン、
ミネラル、植物繊維がたくさん含まれています。
その上、低カロリー、健康にも美容にも威力を発揮する食材なのですが、
でも、昆布はどうやって採られているのでしょうか?
今日から6日の金曜日まで、このブログでは
先日、7月31日(土)、8月1日(日)と2日間に渡って行われた
「たまなび学園 北海道昆布体験ツアーinえりも」の模様を
ご紹介させていただきます。
この夏の時期、とくに7月上旬から北海道のえりも地域は昆布一色に染まります。
1年365日のうち、採り昆布と言われる昆布漁は、今その最盛期を迎えています。
そのもっとも忙しい時期に昆布採りの体験ツアーにお邪魔してきました。
朝から30度を越えた暑い東京を離れ、到着したのは“とかち帯広空港”
北海道=涼しいというイメージで到着したのですが
内陸部は意外と暑く、なんと30度を超えておりました。
今回、メインの進行担当、菅野詩朗アナウンサーは札幌生まれなのに…あら?
リポーターを務めてくれるお笑い芸人、たんぽぽから突っ込まれておりました。
このメンバーとリスナーの方、5組10名の親子が参加しての楽しい旅となりました。
海沿いに南下してバスで走ることおよそ2時間…
えりも岬が近づくにつれ気温もグッと下がって20度くらいになり、
夏の北海道を満喫。
そして昆布漁の繁忙期を迎えるえりも町に到着しました。
到着と同時に、みんなはさっそく昆布体験にチャレンジ!
まずは昆布についての基本的な知識をお勉強
えりも漁業共同組合の庶野支所・三浦支所長さんのご挨拶
そして、この日の先生は、えりも町産業振興課課長の三戸先生。
さっそくお勉強会がスタートしました。
三戸先生からは、この日採れたばかり、干される前の昆布をもとに
昆布の裏と表、そして上の部分と根っこの部分の違いなどを教えてもらいました。
こんなツヤツヤ、ピカピカだとは、びっくり!
さて、ここで「昆布、突然クイズ」です!
この色違いの紐は、それぞれ昆布に巻いてあることを表表します。
さて、何を表すのでしょうか?
では、正解発表です!
正解は、紐の色で昆布の等級を表わします。
昆布の品質によって巻かれる紐の色が違うのです。
1等は青、2等の赤、3等、紫、4等、茶色 5等は黄色い紐が巻かれます。
葉幅が広く、肉厚のものは1等や2等に、多少短いものや細いものは
3等や4等の商品として結束されます。
では、再び、昆布の基礎知識の授業に戻りましょう
生昆布のあとに登場したのが干された昆布
この長さには、みんなびっくりです。
この頃から子供たちも興味津々、質問もどんどんと出てきます。
この地域で採れるミツイシコンブは、
成長した状態で、長さ2~7メートルくらいになり
最大成長期は1日におよそ8センチ伸びるそうです。
本来、この長さの昆布を1メートル5センチの長さにそろえて
裁断して出荷されます。
そして最後の授業は
さきほどの長い昆布を巻く作業体験
かなりランクが高い昆布が、そのままいただけるとあって
親御さんたちもパワーアップ
こうして昆布の基礎知識を学んだ後
今度は、昆布の美味しいお料理作りにチャレンジしたのです。
その模様は、また明日ご報告致します。
投稿者 たまなび : 2010年08月02日 20:00