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2010年01月15日
トレンだま・エンタメ金曜日『水に関する映画』
今回は公開予定の映画の中から、
「水」をテーマにしたドキュメント映画を2作品を紹介します。
『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』
「レアメタル」「石油」などの資源の争奪戦が国際的に行われている今日ですが、
最近では、何気なく飲んでいる「飲料水」を巡って激しい戦いが
行われているのはご存知でしょうか?
この作品では…
今、世界で起こっている水に関する問題を取り上げています。
●発展途上国では、海外から入ってきた企業による民営の水道事業が
問題になっている。
民営ということで当然水の価格は高くなります。
●海水や汚染された水の淡水化技術(飲める水)にする技術についても
取り上げています。
一見、良いことに見えますが、この技術が民間企業で確立されると、
水は、民間企業に独占される新たなビジネスになってします。
●貧富の差による水の問題もあります。
水はかつて、地域によって不足するということはありましたが、
現在では貧富の差で、水が不足しています。
豊かな人への水が優先される結果、貧しい人はきれいな水が簡単に飲めせん。
等。
水資源の豊かな日本では中々分からない、水に関する問題を、
その問題に取り組んでいる様々な方のインタビューから紹介しています。
この作品の監督・サム・ボッゾ氏は、元々「水の無くなった世界」をテーマにした、
SF作品を作ろうと思っていたのですが、水問題を調べる内に、すぐにでも水に関する
ドキュメントを作らねばと思ったそうです。
『ブルー・ゴールド 狙われた水の真実』は、渋谷「アップリンク」、
中野「ポレポレ東中野」、有楽町「ヒューマントラストシネマ有楽町」で
明日1月16日から公開されます。
『オーシャンズ』
制作費70億円、構想10年、撮影期間4年をかけ、世界50か所を超える海で
撮影された100種の生命たちの自然の姿を紹介した映画です。
環境破壊などが問題になっている昨今、自然の雄大さとともに、
自然への関心を持つような内容になっています。
撮影には、もちろん、高性能のカメラを使っていますが、イルカと並走して
撮影するシーンでは、アメリカ国務省の許可を得て使っている衝撃吸収装置を
使っています。
その他、通常のおよそ3倍の速さが出る水中スクーター、カメラ搭載のリモコンヘリ、
国防省技術者立会いで作られた魚雷型カメラなど、様々な技術を使い、
海の生物の迫力ある映像を撮影しています。
4年間の撮影で回されたフィルムはおよそ470時間なのですが、
使用されなかった残りの映像は今後の調査等で有効活用されます。
そこからも、この映画が厳選された映像の映画がだということが分かります。
公開初日の1月22日~3月6日は、各劇場の保護者同伴の子ども料金対象者は
一律500円で鑑賞することができるキャンペーンも行われます。
オーシャンズは来週1月22日(金)より、全国ロードショーです。
ちなみに、両映画の玉川さんの評価は「面白くないけど見た方がいい!!」
というものでした。
SF映画のような面白さは確かにありませんが、
地球に住む以上、見ておく作品なのでは!?
ぜひ、劇場でご確認ください><
投稿者 たまなび : 2010年01月15日 19:43