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2010年01月01日
トレンだま・エンタメ金曜日「聖地チベット展 ポタラ宮と天空の至宝」
去年の9月19日から上野の森美術館で開催されている「聖地チベット展」
日本で初めての開催されたチベット文化を総合的に紹介する展示会です。
ところでチベットとは…
●場所は中国南西部、中心都市はラサ。
●国土は、ヒマラヤなどの山々から成りたっており、
中心都市ラサは、海抜およそ3,700メートル。
(参考:富士山の標高は3776メートル)
●人口はおよそ600万人。
(チベット自治区以外のチベット人地区を含む。
チベット自治区ではおよそ209万人)
この「聖地チベット展」では、時代ごとに会場内を分けて、
チベットの各地の寺院や博物館から、
美術・文化の名品が展示しています。
また、その中には日本の国宝に相当する
一級文物という貴重な作品もあります。
チベットでは、宗教と文化が密接に関係しています。
その為、チベットの宗教文化を知ることは、
チベットの歴史を知ることとなります。
特に、『聖地チベット展』に展示されているものは
「チベット密教美術」と呼ばれる。
宗教に関する作品が多く、その作品を知ることで、
チベットの文化、歴史も分かるようになっています。
また、インパクトのある美術品が並んでいます。
例えば…
・チベットの宗教に影響を与えた人たちの坐像。
・リアルな手が沢山ついている「十一面千手千眼観音菩薩立像」
・筒を回転させて経を読んだこととなる「マニ車」
・高僧の頭蓋骨を使った宝具
等々・・
ちなみに、「聖地チベット展」で展示されている美術品は、
チベットでは本来、高僧にならないと見れないものばかりです。
「聖地チベット展」は作品たちを見だけでも楽しいですが、
入り口で500円でレンタルできる音声ガイドを使えば、
より「聖地チベット展」を楽しめます。
『聖地チベット展 ポタラ宮と天空の至宝』は
上野の森美術館で1月11日まで開催しています(会期中無休)。
投稿者 たまなび : 2010年01月01日 20:05