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2010年01月29日
トレンだま・エンタメ金曜日『CDショップ大賞』
現役のCDショップ店員を中心に運営をする、
「全日本CDショップ店員組合」.
その、「全日本CDショップ店員組合」が
去年から開催しているのがこの『CDショップ大賞』です。
「CDショップ大賞」は「この作品を心から売りたい」
「お客様に絶対聴いてもらいたい」
という作品に送られる賞です
先週21日に『第二回 CDショップ大賞』授賞式が行われ、
THE BAWDIES の「THIS IS MY STORY」大賞に輝きました。
ところで「CDショップ大賞」というのは…?
このCD大賞は全国のCDショップ店員の投票で決められます。
1、まず、昨年1月1日から10月31日までに発売された
邦楽オリジナルアルバム(ベスト盤は除く)の中から、全国のCDショップの
店員312人が投票を行い、1次投票で20作品のノミネート作品を選びます。
2、2次投票でノミネート曲を全て聞いた189人の店員が、
3つの作品に、順番をつけて投票し、10作品の入賞作品を決めます。
(投票はポイント制で、 1位4ポイント 2位2ポイント 3位1ポイント)
3、そして、その入賞作品のポイントからその集計結果から、 大賞1作品、
準大賞2作品を決め、「第二回CDショップ大賞」の授賞式当日に発表されます。
(昨年4月に紹介した「本屋大賞」と性質が似ていますね)
では、なぜこの様な賞が行われるようになったのかといいますと…
まず一つは、CDショップに足を運んでもらうため!!
音楽の媒体はレコード、CDから、最近では、
ダウンロードが主流になってきています。
日本レコード協会の調査によると、CDの生産額はピークの1998年から
6割も減ってしまったそうです。
なので、音楽CD市場の活性化を行い、CDショップに足を運んでもらうのが
目的の一つです。
もう一つは、アーティストに適正な評価を送るためです
「CDショップ大賞」は「この国には、過小評価されている音楽が多すぎる。」
というコンセプトのもとに行われており、この機会に埋れている実力のある
アーティストが適正な評価を受けられる事にもつながります。
そして、大賞を受賞した「THE BAWDIES」とは・・・
「THE BAWDIES」は…
・2009年にメジャーデビューした4人組のバンド。
・メンバーは小学校からの同級生ROY、JIM、MARCYと高校からの同級生TAXMANの
4人からなる。(ちなみに、高校では全員同じバスケ部で仲良し)
・2004年に結成。
・『THIS IS MY STORY』は4月発売したメジャーデビューアルバム。
・渋谷のタワーレコードで、ROYとJIMが60年代に活躍した
アメリカの「SONICS」というバンドのアルバムに出会ったことから
音楽にどっぷりハマったことがきっけで、
現在まで音楽を続けてきた。
・今年の4月からは全国ツアーも決まっている。
今回からは、地域ゆかりの一押しアーティストを選ぶ「地方賞」や、
洋楽アルバ ムから選ぶ「洋楽賞」も創設されました。
ちなみに洋楽賞大賞は「LADY GAGA」の「THE FAME」です。
ここまでは少し若者向けの話をしてきましたが、中高年層に向けても、
こんな動きがあります。
去年の10月から、大手レコードレーベルが合同になり展開してきているのが
「大人の音楽」キャンペーンです。(2月28日まで)
レコード会社各社から、中高年に人気のアーティストのアルバムや、
懐かしの曲が詰まったコンピレーションアルバムもキャンペーン中に多く
発売されています。
キャンペーン中、アルバムがリリースされたアーティストには…
稲垣潤一、中島みゆき、中西保志、吉田拓郎、松田聖子
杏里、甲斐バンド、ライオネル・リッチー等
また、コンピレーションアルバムには、
資生堂のCMを集めた「資生堂のCM」(vol.1 vol.2)
文化放送「走れ歌謡曲」から生まれた
「走れ!歌謡曲〜大人の音楽〜」(赤盤、青盤)
最近CDショップに行っていないという方も
久しぶりに行ってみれば、お気に入りの一枚が
あるかもしれません?
投稿者 たまなび : 2010年01月29日 21:38