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2009年12月07日
オヤジ魂「Jリーグの地域貢献」
先週の土曜日にJリーグの最終節・第34節が行われまして鹿島アントラーズが史上初の3連覇で通産7度目の優勝を決めました。
選手の皆さん・ファンの皆さん、おめでとうございます。
さてJリーグと言えば優勝争い、選手が魅せるプレー、サポーターの応援といったところに目が集まりがちですが、1993年発足当初から百年構想を掲げ「地域密着」を目指してきました。
という訳で今日は「Jリーグの地域貢献」についてお勉強したいと思います。
■地元事業者とスポンサーを結ぶ鹿島アントラーズ■
鹿島アントラーズでは、ホームタウンである鉾田市産プレミアムトマトジュース「ちゅう太郎」とスポンサーであるプレミアムビール「ザ・プレミアムモルツ」を使用したカクテル、レッド愛を販売しています。
農作物豊かな茨城を応援に来た人たちに味わってもらう・知ってもらう。
地元で採れたものを地元で消費する地産地消の取り組みを応援しています。
■川崎フロンターレと本を読もう!■
川崎フロンターレが10月から始めたもので、選手が選んだ推薦図書を紹介する冊子を市内の図書館に備え付けるほか、本を借りた人にオリジナルのしおりを配ったり、オフシーズンには選手による読み聞かせ会も行われます。
■浦和レッズの農園・アグリフィールド■
自分たちでイモの苗を植えて、秋には収穫祭を行い、焼きいもやバーベキューが楽しめ、地元地域の方に農場の場所提供をしています。
場所はさいたま市を流れる荒川岸にある秋ヶ瀬公園。
■地元商店街と協力“ある得ショップ”■
今年10月から、地域の更なる活性化を目指して、大宮商店街連合会と協力して大宮街ナカ『ある得ショップ』というサービスを開始しました。
「大宮の街中に(ある)お店で、アル(ある)ディージャをきっかけに、歩(ある)いて、“得”をしようという意味」
大宮商店連合会の加盟店は無料で登録でき、加盟店舗情報は大宮アルディージャのオフィシャルホームページやケータイサイトに掲載されます。
サポーター側からすれば、ホームゲームのチケットを提示することで、お店から(10%OFFや飲食店であれば1杯・1品サービス)特典やサービスを受ける事ができます。
地元商店街側としてもお客さんが来るようになるという活性につながります。
■ジェフとともに歩こう教室■
2007年から3年続けて行っている介護予防の教室「ジェフとともに歩こう教室」を千葉市と一緒に行っています。
高齢化社会の訪れに伴い、介護が必要な方が増えてくることが予想されます。
そこでサッカーというスポーツを通じて培ったリハビリテーションの知識や
経験を、地域の人たちがいつまでも健康で楽しく生活が送れることに生かせるようにと、教室を開いています。
ジェフの選手のリハビリ指導などを手伝っている東京メディカル・スポーツ専門学校の講師が専任となって指導します。
■多摩川エコラシコ■
多摩川を挟んで東京都をホームタウンとするFC東京と、神奈川県川崎市をホームタウンとする川崎フロンターレ。
この2チームの対戦・ダービ-マッチを「多摩川クラシコ」と呼んでいますが、エコ活動に対してもこの2チームは対決しています。
それが「多摩川エコラシコ」。
FC東京の選手会は、多摩川への日頃の感謝と、「多摩川クラシコ」の勝利を祈願して、多摩川エコミュージアム共催による多摩川の清掃活動を行っています。
■選手も使っているエコバック■
今年の夏から選手も使っているエコバックの販売を始めました。
チーム結成当初のメンバー数から「WITH32」というオフィシャルマーク。
選手会もサポーターもお互いに手と手を取り合って何かをしようという取り組み「WITH EACH OTHER」の1つです。
在京チームを中心に「Jリーグの地域貢献」について勉強してみました。
投稿者 たまなび : 2009年12月07日 17:00