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2009年12月02日
渋滞解消の匠
今回、お迎えした匠は、渋滞研究の匠、東大大学院教授の
西成活裕さん
年末年始の帰省ラッシュの予測とアメリカで行われている渋滞吸収隊の
お話を伺いした。
●今年の年末の帰省ラッシュの渋滞予想は?
上限1000円割引が、元日から5日まで伸びる予定なので、帰京ラッシュは
分散されるかも。
しかし、帰省ラッシュは例年並みと見られています
●アメリカでは渋滞吸収隊がある程度認知されているとか?
この先で渋滞が起きそうだという場合は、トラックなどの大型車が
それぞれの車線で、連携して車線をすべて塞いで通過させなくなる。
速度50キロから55キロで走行し、ペースメーカーとして
先導しています。
ワシントンとか西海岸で実施されていて、はじまる他のドライバーも
「あ、この先で渋滞があるんだ」と納得して走行しています。
●最後に渋滞を防ぐ方法のおさらいです。
車間距離を十分空けることです。高速道路の場合、車間距離40mが
大きな分岐点になります。
40m以上空けていれば、後続車にブレーキが弱まって伝わるため、
渋滞は発生しないということになります。
それと、目の前に渋滞があったときは、そこになるべくゆっくり近づくことです。
90キロで走行していたら70キロ、70キロで走行していたら50キロなど
大体20キロスピードを落として下さい。
こうすることで、前方の渋滞を小さくすることができ、
また1km以下の長さの小さい渋滞ならば、消すこともできます。
投稿者 たまなび : 2009年12月02日 17:15