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2009年12月01日

なるほど番長「すっきり魂」

きょうは子供の不思議をすっきり!

子供は本当に“風の子”?

『子供は風の子、大人は火の子』とは、
火鉢が広く使われるようになった平安時代よりのことわざ。
昔から子供は寒い風の中でも平気で遊び、大人は火のそばでジィ~…
さて、子供は本当に寒さに強いのか?

結論から言うと、「そうとは言えない」とのこと。
たしかに、生まれたばかりの子供は体温調節機能が未熟で
体温は高く、寒さにも強い。
でも、次第に寒さに弱くなって、思春期を迎えるころには、
大人と同じように寒さに弱くなってしまうんだそうです。

ちなみに子供は風邪などのウィルスに対する免疫がないので
”風の子”といって薄着をさせるのはほどほどに・・・。


子供の薬が甘いのはなんで?

子供用のタミフルが不足する中、
大人用を代用しようとしても苦くてダメ…
甘みをつけるのも手間がかかって大変…
医療の現場では困惑の声が上がっているそうです。

そう、子供は“苦い”のが苦手なんです。
辛いのも。
なぜか?
味覚が大人に比べてとても敏感!
味を感じ取る味蕾(みらい)という器官が
大人は2000個ほどなのに、子供は1万個。
一説によると3倍も敏感なんだそうです。

だから薬はもちろん、ピーマンやニンジンが苦手なのも、
こうした理由があったから。


大事な日の前日に体調が悪くなるのは何で?

遠足や運動会、家族旅行の前に限ってね…
と思いきや、行事と体調の悪化にはなんら因果関係はないのだとか。
最先端の統計学からしても、因果関係はゼロ。

ではなぜ、大事な日に体調が悪くなる…と言われるのか?
理由は「思い込み」。
子供のころは年に何度も風邪をひくそうです。
そのうち1回は特別な日に当たることもあるでしょう。
普段は風邪をひいたことすら忘れてしまうのに、
特別な日は「やっちまったぜ」…とずっと覚えている。
それが思い込みに繋がるのだそうです。


投稿者 たまなび : 2009年12月01日 17:00

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