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2009年10月20日
なるほど番長「すっきり魂」
きょうはことわざをすっきり!
勝負は下駄を履くまでわからない
なんで下駄なのか?
時はさかのぼって江戸時代…
幕府は囲碁や将棋を奨励しました。
敵の王将を取ったら勝負がつく将棋と違って、
囲碁は対局中、形勢が有利に見えていても最後に数えてみたら負け…ということも。
「下駄を履く」は碁会所から帰ることを指し、
『囲碁の勝負は最後の最後、
下駄を履いて囲碁所を出るまでわからない!』
という意味で使われ、
それがほかの勝負事にも使われるようになったそうです。
虫の知らせ
虫って何虫?
いわゆる“虫”ではなく、「道教」という教えにある三尸(さんし)。
教えによると、人間の頭、腸、足には
それぞれ小さな虫が棲んでいると考えられ、それが三尸。
悪いことをすると、それらの虫が神様に知らせ、
罰が下されるとされていました。
それが「虫の知らせ」といわれるようになったそうです。
急がば回れ
どこを回るのか?
正解は琵琶湖。
「もののふの 矢橋の船は 速けれど 急がば回れ 瀬田の長橋」
という歌があるのはご存知?
琵琶湖は比叡山からの突風が吹き、近道の渡し船は速いけど危険!
ぐるっと回って橋を渡りましょう…ということから、
「急がば回れ」となったそうです。
投稿者 たまなび : 2009年10月20日 16:58