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2009年09月09日

整理整頓の匠

今回、お迎えした匠は、
整理整頓の匠 すはらひろこさん

すはらさんは、一級建築士で、インテリアコーディネーター、
総合情報サイトのオールアバウトなどでも収納のガイドとして
活躍されています。
本日は夏の終わりのこの時期の整理整頓の仕方を伺いました。

●夏の整理整頓、保管するとき注意するとことは?

★コツのひとつ…まとめること

水着、ゴーグル、ビーチマットなどはひとまとめにする。
蚊取りマット、防虫スプレイ、かゆみ止めの軟膏もひとまとめに。

シーズンものは、フタのあるボックスに入れて積み上げて
収納すると良い。
常夏の島へ海外旅行するというときにも、夏物がまとまっていると
荷造りがスピーディ。


★季節家電の収納の注意点

扇風機のように使う季節が限られている家電の収納には、
落とし穴があるので要注意。
もともと扇風機の収納場所だったのに、そこに衣装ケースを
入れてしまったら、扇風機がいつも出しっぱなしになる。
冬用のストーブや加湿器もそうですが、季節家電をしまう場所を常に
空けておかなければいけない。
寝具も同じ。厚手の掛け布団を出して使っている時期は、
押入れの中に余裕が出来ても、物を増やしたくなる衝動にかられないように。


●夏物でこの時期に捨てたいもの、捨てていいものは?


寝具や家電を入れ替える時期になったら、洋服の衣替えをそろそろ始めたい。
衣替えでは、シーズン服を入れ替えるだけではなく、余分な服を
処分することに大きな意味がある。
        

★たまりやすい夏物
近頃話題のファストファッションで夏物を買い揃えたという人も多いのでは?
冬物に比べて手ごろな価格の夏物は気軽に買いやすくて、服の数が
どんどん増えてしまいがちなので収納問題が起こりやすい。


★服の場合の捨てる目安
捨ててもいいという基準は、クリーニングのタグがついたままの服、
今年の夏に一度も着なかった服、バーゲンで買ったけれど似合わなかった服、
着ていく場所がなかった服など、今年袖を通さなかったものは来年も着ない服。
捨てる収納活動・・・収活を!

●また捨てるのにいいシーズンということですが
捨てることの出来ない人の特徴は?


捨てるのが苦手な人は、ショップの紙袋を大量に持っていることが多い。
なかには、キッチンの引き出しにまで紙袋をしまっていて、
鍋やフライパンは出したままという人も。
コストをかけて作られた紙袋は、デザインセンスが良くて丈夫なものが多い。
ロゴ入りの袋を持って歩くのはステイタスでもある。
私の場合は、殿堂入りの紙袋と消費する紙袋を分けている。
スーパーブランドの紙袋は殿堂入りにして、古い旅行かばんに入れて保管。
消費するぶんは小さな箱に入るだけ保管。あとはバッサリと捨てた。
変色したり埃の溜まった紙袋は、使わないまま場所ふさぎになっていただけ。
捨てる練習にもってこいのアイテムが紙袋!

●すはらさんの書かれた記事が載った本が
これからたくさん発売されますね?


9/16発売「anan」に、インテリアの基本セオリーが掲載されます。
10/10発売「クロワッサン」には、誌上最高の汚い部屋を
片付けた記事が掲載されます。

お片づけや整理整頓のヒントが詰まったAll Aboutの
収納サイト、下着を整理して運気アップ?!の記事を掲載中

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投稿者 たまなび : 2009年09月09日 17:19

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