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2009年08月24日
オヤジ魂「食料廃棄物の現状とこれから」
日本の食料自給率は41%です。
これに対して食料廃棄率はどのくらいなのでしょうか?
日本では年間およそ9000万トンの食料が食用に向けられているのですが、
およそ1900万トンの食品を廃棄しています。
食料廃棄率は実に20%以上になる訳です。
しかも海外から年間およそ5800万トンもの食料を輸入に頼っている事を考えると、
輸入食料の実に3分の1を廃棄していることになります。
それでは今日から私たちにできることはあるのでしょうか?
①賞味期限の意味を正しく理解して消費する。
おいしく食べることができる賞味期限の理解が必ずしも十分でないため、
まだ十分に食べられるにもかかわらず賞味期限が切れた食品を廃棄する傾向
があるので、すぐに廃棄するのではなく、見た目やにおいなどの五感で
個別に食べられるかどうか判断しましょう。
②食品を無駄にしない在庫管理を心がける
必要な食品を、必要なときに、必要な量だけ購入し、消費することが
家庭における食品ロスを削減するために重要です。
保管しているうちに使い切れず破棄するといった無駄を出さないために
日頃から冷蔵庫の中など家庭内にある食材の種類や量、消費期限を
チェックし、期間内に調理、消費するように心がけましょう。
③食材を無駄にしない調理方法・献立を工夫する
食べられる部分を必要以上に取り除かずに利用する、
食べ切れなかったものをほかの料理に作りかえておいしく食べるなど
食材を無駄なく食べきるための調理方法や献立の工夫に取り組みましょう。
投稿者 たまなび : 2009年08月24日 17:00