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2009年08月18日
なるほど番長「すっきり魂」
きょうは植物の謎に挑みました!
葉っぱが緑色なのは何で?
光合成で大活躍する葉緑素(クロロフィル)が緑だから!
そりゃぁそうです。
でも、じゃぁ、葉緑素はなんで緑なのか?
・・・
植物が光合成を行う際の「光エネルギー」で最も効率が良いのは
太陽の光(赤・橙・黄・緑・青・藍・紫)のうち、緑以外の光。
緑以外の光は吸収されて、
「緑」だけ反射されているので緑に見えるのだそうです。
???
眼に見えないものはなかなか理解しがたいですが、
理論上はそういうことだそうです。
では…
秋になると葉っぱが赤くなるのは何で?
秋になると日差しが弱くなり、光合成によって得られる栄養分が少なくなる。
すると葉っぱを維持するのが困難になるため、葉っぱを落とすことに。
このときクロロフィルは活性酸素と呼ばれる物質を作り、植物の組織を破壊!
この有毒物質を作る際に登場するのがアントシアニンと呼ばれる赤い色素。
光合成のときとは逆に、赤い光が反射され、赤く見えるんだそうです。
サボテンにとげがあるのは何で?
あのトゲは葉っぱが変化したもの。
青々と茂った葉っぱのままなら表面から水分がどんどん蒸発してしまうけど、
トゲ状ならそれを抑えられるというわけ。
ちなみにサボテンは2年以上も水分が無くても平気なくらい蓄えられるとか。
その水分を狙う悪者から身を守る役割も。
あと、日差しを散乱させる役割も。
トゲを全部抜いてみると、体表面の温度が10度も上がってしまうそうです。
同じトゲでも、バラのトゲは役割がちょっと違います。
あれは茎がポッキリ折れないための補強材!
茎がしっかり硬く成長した後は無用の長物なんだそうです。
花がきれいなのは何で?
色とりどり…
あれは虫たちが喜んでくれる色!
植物は虫たちに受粉を手伝ってもらっれますよね?
虫が好きな色、招きたい虫の色があの花の色ってワケなんです。
たとえばミツバチは「白」や「黄色」、蝶は「赤」など。
私たちがきれいな花を楽しめるのは、実は虫たちのおかげだったんです。
投稿者 たまなび : 2009年08月18日 17:05