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2009年08月04日

なるほど番長「すっきり魂」

きょうは、夏、一度はお世話になるであろう、食べ物の名前をスッキリ!

ソラマメの“そら”ってナンじゃ?

空飛ぶお豆ではありません。
正解は「さや」を空に向けて付けることから「空豆」。
ちなみに蚕が作る繭に形が似ているから「蚕豆」と書くこともあるんです。

みたらし団子の“みたらし”ってナンじゃ?

“みたらし”を漢字で書くと「御手洗」。
(“おてあらい”じゃないよ!)
昔々、後醍醐天皇が京都の御手洗川で水をすくったところ、
泡が1つ浮き、やや間をおいて4つの泡が浮き上がってきた…。
この話にちなんで団子を竹串の先に1つ、
間をおいて4つの団子をさして作られたそうです。
もともとは1串5個。
それが江戸の頃に4個になって、♪だんご三兄弟の時には3つ…

きんぴらごぼうの“きんぴら”ってナンじゃ?

江戸時代の浄瑠璃の一つ、『金平浄瑠璃』の主人公、
「坂田の金平」の名に由来しとります。
金平さんは非常に強くて勇ましいという設定。
ごぼうの歯ごたえや精がつくところ、
唐辛子の力強い辛さが金平さんの強さに通ずるということから
「きんぴらごぼう」と名づけられました。

ちなみに金平さんのお父さんは、金太郎こと坂田金時さん。
金時豆の由来になった人です。

ハヤシライスの“ハヤシ”ってナンじゃ

諸説ありまして、
①林さんが考案した説
②ハッシュドに由来する説
③“早い”に由来する説
 (解禁されたばかりの牛肉が使われていて、
  食べたら「早死にする」と言われ、ハヤシライスに…。)

奈良漬の奈良って、地名の奈良?

奈良時代から粕漬けを食べる風習はありましたが、
正解は、奈良県の奈良!時代ではありません。
奈良は美味しいお酒が作られ、
いい酒粕に漬けた美味しい粕漬けが多かったそうです。
で、奈良漬!

鉄火巻きの鉄火ってナンじゃ?

「鉄」に「火」の通り、真っ赤に熱した鉄に似ていたから。
さらにわさびの辛さも熱にたとえて「鉄火」。
他には、当時、生で食べる習慣がなかったマグロをお寿司で食べることが、
まるで熱した鉄に触るように“とんでもないこと”だとする説。
昔、鉄火場と呼ばれた賭博場で手軽に食べられたことからだという説。

ちなみに、かっぱ巻きの“かっぱ”は、あの河童!
キュウリは河童の好物だから。

きょうもスッキリできましたね!

投稿者 たまなび : 2009年08月04日 17:06

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