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2009年07月13日
オヤジ魂「富士山2009」
今日はこんな言葉からスタートです!
「一度も登らぬ馬鹿、二度登る馬鹿」
これは富士山の事を言った言葉なんです。
この事からも日本人の富士山好きが見て取れますね。
という訳で今年の富士山「富士山2009」と題してお届けしたいと思います。
■富士登山者データ■
富士山の登山客は去年、過去最高の43万人(5合目での調査)
を記録するなど人気が高まっています。
■登る女が急増中■
富士山への女性向けツアーを企画している「アドベンチャースタイル」の代表
鈴木桜子さんは「不安の多い時代、女性たちは無意識に山に癒しを求めている
のかもしれない」と分析。
また富士山8合目にある山小屋「太子館」を経営している井上義景さんは
「去年あたりから東京、大阪、名古屋など都会の若い女性が増えた」と
話しています。
■女性に優しい山小屋■
富士山の山小屋経営者らでつくる富士吉田環境保全推進協議会では、
今年加盟する16の山小屋すべてに、カーテンで仕切るなどした更衣スペースを儲け、
トイレには生理用品を常備しました。
■日本一高い市長室■
富士吉田市の堀内茂市長は、7月の16・17日に富士登山を行います。
これは17日に行われる、8合目に作った市の救護所の開設式に出席する為で
臨時に移動の市長室を山小屋の中に設けます。
標高3100メートルと日本一高い市長室が2日間限定でお目見えします。
■富士山の標識が統一化■
これまで、環境省、静岡県、山梨県などが、バラバラに富士山の案内標識を
設置していました。
それにより、さまざまなスタイルの標識が乱立し、登山客がルートを間違える
といったケースが後を絶たず、「分かりづらい」と不評でした。
山梨側から登って、そのまま下りようとした登山客が、誤って静岡側に下りて
しまいタクシーで戻ってくるというケースも少なくないそうです。
そこで、混乱を招かないように、関係省庁、地元自治体、関係団体などで
協議会を設立し、統一標識を作るという事で一致しました。
その結果、標識は今までの800枚から200枚ほど減って、600枚に。
■富士山を走る登山電車■
現在、山梨県側の富士山の麓から5合目まで、登山者や観光客を登山電車で運ぶ
一大構想が持ち上がっています。この構想を打ち出したのは、富士五湖観光連盟。
電車を使う事で環境への影響も少なく、首都圏から乗り換えなしの5合目直行便
というのも夢ではないかもしれませんよ。
これを聞いて、富士山に登ってみたくなったあなたへ
■初心者編■
富士の国やまなし観光ネットというサイトでは、「バーチャル富士登山」として
麓の富士浅間神社からと5合目から山頂を登った時に見られる各名所が写真で
紹介されています。
まずはこちらを見てイメージトレーニングから始めてみてはいかがでしょうか。
■中級者編■
「富士山検定2009」。これはNPO富士山検定協会が行っているもので、
3級、2級、1級とあるのですが、3級は受験資格もなく受験料も無料です。
6月28日、7月5日・12日の静岡新聞の朝刊に3回にわたって、計75問が
掲載されています。
この解答用紙2回分50問の解答と必要事項を記入して80円切手を同封して
静岡新聞社まで送ると50問中35問以上の正解で3級に合格。
3級の合格証が貰えます。8月21日締め切りです。
富士山検定のウェブサイトにも問題が掲載されているので、全国誰でも参加
できますよ。あなたの富士山への熱い情熱をぶつけて下さい。
■上級者編■
普通に登るのでは気がすまないというあなた。
7月24日に「第62回富士登山競走」が行われます。
富士吉田市役所前から富士山頂上にある久須志神社まで、全長21キロ、
高低差3000メートルの道のりを制限時間内で誰が一番速いかを競います。
残念ながら、今年のエントリーは終わってしまっているので、今年のレースを見て、
来年挑戦して下さい。
今までの最高記録は宮原徹さんの2時間32分40秒です。
投稿者 たまなび : 2009年07月13日 17:00