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2009年05月06日

なるほど番長 匠魂

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今回、お迎えした匠は、
整理整頓の匠 すはらひろこさん

一級建築士で、インテリアコーディネーターでもあるすはらさんに
梅雨入り前のこのシーズン、お部屋の模様替えなどでの
要らないものを捨てるコツなどをお伺いしました。


●この時期は、梅雨入り前の準備をするのに最適だとか??

5月は晴れて爽やかな日が多いので、梅雨入り前の準備をするには最適。
きちんと手入れをして衣替えをしても、高温多湿な日本では、
皮革のコート、革靴にカビがはえた経験がある人も多いと思います。

●こういう方は、今後ちゃんんと収納して下さい、という
要チェックポイントがあるとか?

そのチェックポイントは以下の項目です。


①室内に洗濯物を干して出掛ける。
②クリーニングした服にはビニールカバーが掛かっている。
③押入やタンスにはモノがビッチリ入っている。
④部屋の窓を閉めきっていることが多い。
⑤玄関のなかに濡れた傘や靴を置いたままにしている。
⑥浴室にカビがはえたことがある。
⑦台所の排水口がヌメヌメしていることがある。
⑧しまってある服とか本などが湿っぽい感じがする。
⑨下駄箱の中がカビくさい。
⑩カーテンの裏側に黒いカビを発見したことがある。


1つでも当てはまれば、収納の梅雨入り対策が必要。
5つ以上当てはまったら、収納のなかで問題が起きている可能性大です。


●湿気取りとか、防虫剤の置き場所で注意することは?

除湿剤は上から降りてくる湿気を取るために下の方に置くこと。
反対に防虫剤は、上の方に置いてください。


●要チェックで特に注意することは?

お米などを入れる米びつは、流しの下などに入れない。
昔と違って現在、キッチンでは温水と冷水の両方を使用することが多いので、
湿気が発生しやすい。ご注意下さい。

●さて、最後にこれから梅雨前に整理整頓する前に収納で注意することです。

★風を通す 
押入や引き出しのなか、台所の流し下の収納、洗面台下の収納など
カビ臭い箇所は、しまってあるモノを全部だして、カビのはえたモノを捨てる。
収納内部をきれいに掃除する。
クリーニング店から受け取ったものはビニールカバーを外して、
風を通してからしまう。

★収納してあるモノの量を減らす。 
そうしないと、風を通す意味がない。
押入には、しまったまま使っていないモノがいくつもあるはず。
予備の布団や毛布、座布団など嵩張って場所ふさぎ。使わないなら捨てる。
壊れた家電製品やスポーツ用品、健康器具など捨てそびれたモノも処分。
外の物置もついでに点検。園芸用品や車の部品、電気コードなど
使う見込みがないなら処分。

★臭いやカビの元になるモノを捨てる。 
期限切れの食品(冷蔵庫に入れていてもカビがはえる、ひからびる)
浴室にずっと置いてあるスポンジ、使いかけたままのシャンプーや
ボディソープなどヌメヌメのもと。
履き古した靴・スニーカー、近ごろ履いた覚えのない靴、
傘が増えやすい梅雨前に、古くなったビニール傘などは、
思い切って捨てましょう。


●すはらひろこさんの本が発売されています
【5分間「整理・収納」BOOK】三笠書房
【朝 着る服に迷わないハッピー収納術】大和書房

投稿者 たまなび : 2009年05月06日 17:26

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