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2009年04月20日
なるほど番長 オヤジ魂
「日本オランダ年について教えて~!」
「福岡県の博多どんたく港まつり」実はオランダと深く関係があるんですよ。
実は。この「どんたく」という言葉、オランダ語で「日曜日・休日」を意味する
「ゾンターク」からきているんです。
「日本人に身近なオランダ語」
ランドセルは、オランダ語のリュックを表す「ランセル」に由来しています。
ポン酢は、もともとポンスという飲み物で、お茶、酒、砂糖、レモンなどを
混ぜて作ったもので、出島のオランダ人の好物でした。
それがいつの間にか酢入りの調味料となり、語尾の「ス」が「お酢の酢」
になってしまいました。
ガラスは、昔はポルトガル語の「ビードロ」が、その後オランダから伝わった
「ガラス」という言葉が一般的に使われるようになりました。
言葉つながりだと、東京駅近くの「八重洲」の地名、これもオランダ人の
ヤン・ヨーステンさんという徳川家康に雇われた通訳さんの名前に由来
しています。
更に東京駅つながりだと、赤レンガで知られる東京駅の駅舎は、オランダの
アムステルダム中央駅をモデルに建築されたものなんですよ~。
「日本に関係の深いオランダ人」
“エッシャーのだまし絵”を作ったマウリッツ・エッシャーさん。
実は、このエッシャーさんのお父さんが明治時代に日本に来ていまして。
お父さんは土木技師としてオランダから招かれていたんですね。
日本には5年間ほどしかいなかったんですが、
淀川、木曽川、九頭(くず)竜川(りゅうがわ)などの河川改修に力を注ぎました。
また、エッシャーのお父さんは日本に滞在中に珍しいものを1つ残しています。
それは、小学校の校舎。福井県にあったのですが、現在はなくなっています。
そして、ディック・ブルーナさん。
オランダのデザイナー・絵本作家なんですけども、“ミッフィーの作者”です。
ミッフィーに代表される彼の絵本は、シンプルで
のびのびした線と明るい色彩で構成され、子供から大人まで
幅広い年齢層の人々に半世紀以上にわたり読み継がれています。
日本オランダ年のロゴもディック・ブルーナさんがデザインしたものなんですよ。
投稿者 たまなび : 2009年04月20日 17:50