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2009年02月04日
なるほど番長 匠魂
今回、お迎えした匠は、
冷え性研究の匠 山口勝利さん
山口さんは、理学博士で全国冷え症研究所 所長を務めていらっしゃいます。
本日は、どうやったら冷え症を改善出来るのかを伺いました?
●冷え性にも種類があるとか?
3種類あります。
①手足の先が冷える人
②下半身が冷える人
③うなじから背中が冷える人
①手足の先が冷える人はどんな症状?
髪がパサつき、むくみ、お肌が荒れます。
②下半身が冷える人の症状は?
体調が悪い、太りやすい、花粉症になることも。
③うなじから背中が冷える人?
全身が冷えるので、風邪などを引きやすい。
●冷え性の原因として考えられるものは?
エアコンの利きすぎなど現代の過度な空調環境による体温調節機能の衰退
季節感のない食環境などが言われておりますが、
最近では、栄養不足や今のダイエットブーム,はたまた流行を意識し過ぎた服や
靴の着用が原因では?とも言われております。
これは、サイズなど自分の体に合わないものを身につける事により、
カラダを締め付けたり、ヒールのある細身の靴は、
体温を調節する神経を圧迫することになり、結果『冷え性』の
原因になるという説からです。
●他にこんなことをすると冷え症になりやすいということは?
★忙しいからお風呂はシャワーだけ。
~風呂はシャワーだけでは良くなく、半身浴などでよく発汗することが冷え症対策に良い。
★ずばり肉食。
~肉食は、肉を多く摂ると血液がドロドロになって流れにくくなる。
★ブーツであたたかオシャレ
~ブーツ:寒いから履くが、ブーツを脱いだあと、足首が固まってしまっている人が多い。
長い間ブーツを履いていると、足首を動かせなくなってくる。血液が流れなくなって、
冷えてくる。
。
●冷え性を改善する方法を教えて下さい?
①「考える人体操」
椅子に座り、身体をねじって左膝を持ち上げ、曲げた右肘と左膝を
くっつけるようにする。
ロダンの「考える人」のポーズだが、片足を持ち上げ、背筋を伸ばして行う。
反対側も行う。
慣れてきたら、立って、同じように行う。身体をひねりながら、
右肘、左膝をくっつけるように近づける。
片側20回くらいやると本当はいいが、10回ずつでもかなり温まってくる。
②「足指ジャンケン」
足先に血液を流しやすくする体操。
足指で、グー、チョキ、パーの形を作る。
(チョキ:親指だけが上にあがり、他の4本の指は丸めて下に)
冷え症の方、できない方が多いですよ。
●食事療法でも治るとか?
冷え症対策の食事
★生姜味噌汁:味噌汁にすりおろした生姜を入れる。
★根菜ホットサラダ:大根、人参、牛蒡などの根菜が冷え症に良い。
★ホット酢:温かい酢は身体を温める作用がある。
湯に酢を足して、ハチミツを入れるとすごく身体が温まる。
●山口勝利さんの本が今週末に発売されます?
タイトルは『冷えた女はブスになる』(祥伝社黄金文庫)です。
投稿者 たまなび : 2009年02月04日 17:34