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2008年12月08日
オヤジ魂
今日のテーマは、「政治家のK・Yな失言について教えて!」
つい口が滑ってしまい、あとで悔やんだ経験というのは、
誰にでもあるかと思いますが、これが一国の首相ともなると話は別ですよね。
いわゆる「KY」という流行語がありますが、麻生さんの場合は、
今、「空気が読めない」という以外に、「漢字が読めない」の「KY」とか、
「経済をよく知らない、KY」だとかいろいろ言われているようなんですよね。
笑うに笑えない!麻生総理のKY過ぎる失言集!
今、麻生さんの「日本語力」は、国民から疑いの目で見られています。
「未曾有」を「みぞうゆう」。「頻繁」を「はんざつ」…。
さらに、過去の国会答弁でも、「参画」を「さんが」、「措置」を「しょち」
・・・挙げだしたら切りがありません
ただ、この漢字の読み間違いなら百歩譲ってご愛敬で許されるかもしれませんが、
目を覆うばかりなのが、方言・失言の多さ…。
・「医師には、社会的常識がかなり欠落している人が多い」
・「たらたら飲んで、食べて、何もしない人の分の医療費を何で私が払うんだ」
・カップ麺の値段を問われて「400円ぐらい」
あと、先の懇談で、オバマ次期大統領と電話で対談したあと、
「オバマってのは、なかなか英語がうめぇな」、そんな発言もあったといいます。
なんでそんなポロポロ失言が出てしまうのか?
「歴代首相の言語力を診断する」という本を出されている立命館大学の
東照(あずましょう)二(じ)教授は、自分中心の話し方に問題があるのでは、と指摘しています。
象徴的なのが所信表明演説で、「わたし」という言葉を「27回」も使っているんです。
自分本位に物事を考えているから、つい失言してしまう、というわけなんですね。
うっかり失言してしまう人の特徴!
ちなみに、リクルートのデータによりますと、
うっかり失言してしまう人の特徴には、こんなものが挙げられるようです。
●ボキャブラリーが少ない
●観察力が不足している
●どちらかといえば無神経といわれがち
●世の中みんな自分と同じ価値観だと判断してしまう
●せっかちな方である
こういうタイプの人が「失言」をしやすいということなんです。
麻生さんはどれくらい当てはまるんでしょうか??
そして、政治家の失言は、今に始まったことではなく、
過去を遡ると、あるわあるわ…。
麻生総理のお爺さん、吉田茂・元総理の「バカヤロー!」。
最近では、安倍さんが、総理時代に街頭演説で、
「公明党」というべきところを
「改革実行力があるのは、自民党と…民主党です!」と
拳を振り上げて言ってしまった…なんていう、
なんともはやな失言もありました。
失言は、20年周期でリバイバル!
ちなみに、「失言から見た国家の品格」という本の著者・牧野(まきの)武(たけ)文(ふみ)さんによりますと、
ファッションや音楽の流行が20年周期で再び流行するように、
調べていくと、失言もほぼ20年周期でリバイバルしているということなんです。
例えば、自衛隊の海外派遣問題は、昭和40年代に議論され、
その後、全く同じ論法で、平成2年の湾岸戦争のとき、
平成15年のイラク戦争のときに議論されています。
日本の技術は、戦後から飛躍的に進歩を遂げてきたのに、
政治の世界だけは、「伝統芸能」のように全く変わらないと嘆いているんです。
いつの時代も、政治家の失言は同じようなことが繰り返されているんですね
ちなみに、インターネットを使えば、
なんと、第1回からの本会議などの議事録を閲覧することができるそうなので、
気になる方は、そちらも是非チェックされてみてはいかがでしょう?
投稿者 たまなび : 2008年12月08日 18:04