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2008年11月06日

トライ魂

カレーライスなのか、ライスカレーなのか。
タン塩なのか、塩タンなのか。
メンチカツなのか、ミンチカツなのか。

・・・日本の食卓に蔓延する、グレーゾーン。
皆さんもこれまで、大変悩まされてきたことではないでしょうか。

その中でも、特に多くの人々を悩ませてきた、あの中華料理。
そう、今回の『トライ』では、あの中華料理に白黒をつけました。

そうです、今回のテーマは・・・
「ニラレバか、レバニラか!? 正式名称の徹底検証にトライ!」


皆さんはどっち派ですか?

今回は、街頭でアンケートを取ったり、中華料理店に突撃で取材をしたり、
取材の途中でもう一度レバニラ炒め/ニラレバ炒めを食べてみたりと、
様々な紆余曲折を経ました。

そして我々が出した答えは・・・


基本的にはニラレバ。


「基本的に」って何やねん?という声が既に聞こえてきましたが、
でも、そうなんです。

今回、中華料理店の方にお伺いしたんですが、
中国語ではニラを「韮」、レバーを「肝」と書くそうです。
そして、同じく中国語では「この料理」のことを、「炒韮肝」と表現するそうな。

つまり、その表記の順番に忠実にいけば、ニラ、レバーの順で「ニラレバ」。
だからこちらが正しい、と。
目から鱗が、ボロボロ落ちました。


そのお話を伺ってから、浜松町中の中華料理店を覗いてみると・・・
確かに全て、「ニラレバ」。


やっと答えが出たー!


と、思いきや・・・
最後にお伺いした中華料理店のメニューの表記が・・・なんと「レバニラ」!

え、えええ・・・


しかし、完全に煮詰まった我々に光が差します。

「あ、そういえばバカボンのパパって、
 『レバニラ炒め』が好きって言ってなかった?」

そうなんです。彼はニラレバのことを、レバニラと言っていました。

そしてバカボンと言えば、

 ♪西から昇ったお日さまが・・・

そう、彼は敢えて『反対に』言う方なんです(断定)。
しかも、ニラレバよりもレバニラの方が、若干言いやすいんじゃないか?


・・・さあ、もうまとめますよ?
番組の推論はこうです。

元々は「ニラレバ」が正しかったんだけれども、
国民的人気を集めたバカボンの影響を受けて、
「レバニラ」という言い方が浸透した。
よって、正式には「ニラレバ」である。


・・・ということで、「基本的には『ニラレバ』ですよ」と。

(ちなみに、後で確認してみると、
 ネット上で似たような説を展開されている方もたくさんいらっしゃいました。)

さて、この考え、皆さんはどう思いますか?


・・・ふう、今回は色々頑張ったので、お腹が減ってしまいました。
とりあえず「この料理」を食べに行ってきます。

店でどうやって注文するか?

・・・お店のメニューに任せます。


そんなの、どうでもいいじゃないですか。
おいしければ。


それでは皆様、ごきげんよう。

来週もお楽しみに。

投稿者 たまなび : 2008年11月06日 17:30

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