ブラジル'66風に"クロマグロ77"って???
ん???
って感じですよね(^^;)。
3月のこのブログで書かせて頂きました、葛西臨海水族園のクロマグロ。
ラス1になっておりました・・・。
水槽の環境に何か問題があるのかも、と、サメやタカサゴを入れて調べていたのですが、昨日、新たにクロマグロ77匹が入れられました。(ちなみに、from高知だそうです)
今日から水槽を泳ぐクロマグロの群れを見ることができますっ!
ただ・・・・水槽を見ると驚くことが・・・・・百聞は一見にしかず。
はいどーん!
こ・・・格子!な黄色いテープがガラス全面にっ!!!
これ、実は・・・・マグロに「ここにガラスがありますよー!衝突注意ですよー!」と知らせるためのテープなんだそうです。
輸送用の車や船では使われている方法なのですが、水族館の展示水槽で行われるのは異例のことだそう。
それだけマグロのことを心配しての措置、なんですね・・・・。
マグロたちが水槽に慣れてきたら、このテープは剥がされるそうです。
生き残っていた1匹と、新たに加わった77匹の群れ。
動きが一緒ではないんですよ。
1匹だけ、逆に泳いだりしているんです。
・・・・・仲、悪いのかな・・・・
と思って尋ねてみましたら、そうではないそう。
なんと、マグロは同じ大きさ同士が群れるんですって!
今まで水槽にいたマグロは、4歳。140センチ。
新たにやってきたマグロは、1歳。90センチ。
なので、群れに加わっていないんですって!
ですから今後、77匹が大きくなって、同じくらいのサイズになったら、一緒に泳ぐかもしれないそうです。面白いですねー!
そして個人的な感想として・・・・「まだまだ、マグロ入れられるよな・・・・」
と思ったら!これは、わざとでした!
水槽で安定的にマグロを飼育するには、同い年のマグロばかりでは良くない、ということで、年齢をずらして加えていくんですって!
ですから、今まで通りの大きなマグロが沢山泳いでいる水槽に完全復活するのは、1~2年後になりそうとのことでした。
その時を楽しみに待ちましょう~!
最初にお話しした、環境調査のために入れていたサメとタカサゴは、徐々に水槽から取り出されています。
マグロと一緒にサメとタカサゴがいて、かつガラスに格子状のテープが張られているのは、今だけとも言えます、貴重な状態を見るなら・・・・・・・・・・・今でしょ!(←ふ、古・・・・)