いいお天気な浜松町です。
そちらはどうですかい?
何気なく新聞を読み返していたのです。
そして目についた、こんな記事。遅かった、私・・・。
『乳がんとの闘病記「おっぱいの詩(うた)」(講談社)の著者、大原まゆ(おおはら・まゆ)さんが、札幌市内の病院で9日に亡くなっていたことが分かった。26歳だった。』
おおはらまゆさん・・・もしかして・・・・。
信じたくないなぁと思いつつ、願うようにネットサーフィン。
残念なことに、予想は当たってしまいました。
去年の10月。
表参道ヒルズで行われたピンクリボンのイベントで、チャリティ上映会が行われました。
映画のタイトルは、 「Mayu-ココロの星-」。
その原作者がまゆさん。
上映の前、映画にご出演の京野ことみさんと大原まゆさんを迎えてのパネルトークが行われました。
そのトークの進行を担当させて頂いたのが私だったのです。
会場でお会いしたまゆさんは、小柄でキュートな方でした。
ほんと、かわいい方でした。
21歳という若さで乳がんの宣告を受けたまゆさん。
2006年に乳がんが再発、それでも映画の撮影時には毎日ロケに立ち会って、
細部にわたってリアルなアドバイスをされたと伺いました。
「乳がんの先生と、患者本人の目線は違うから・・・。」
病と闘いながらのプロ魂、そして女性としての身だしなみへのこだわり。
すごいなぁとしみじみ思ったものでした。
トークの当日も、決して万全な体調ではないと伺っていました。
それでもステージに上がったまゆさんは、そんなこと微塵も感じさせないお話しぶりで。
今年4月に病状が悪化して、入院してらしたとのこと。
新聞読むまで知りませんでした。
”強い人。”・・・・・・・違うなぁ。
たった1度の出会いでしたが、”強い”って表現を超えた物を持った方でした。
自分じゃ絶対、あんなに立ち向かえないと思うよ。
命とか、死とか。
本気で、自分のこととして向き合ったとしたら。
私、どうなってしまうんだろう。
本気で向き合ってるって思っていても、どっかで
”今はまだ、いいや”とか、
”私には関係ないよね、正直なとこさ”とか。
思ってること、多いんじゃないのかな。
今日から裁判員制度が施行されたけども。
これだってさ。
同じだよなー、と。
そんなことを考えつつ。
1日1日。
大切に大切に。
生きていかなきゃいけないなぁ・・・しみじみ思ってみましたとさ。
まゆさん、心からお悔やみ申し上げます・・・・・・・・・・。
どうもありがとうございました・・・・・・・・・・・。
何かこんなテンションのブログですまんこってす(^^;)。