今夜のマリーンズ

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2015年07月30日

快投イ・デウン9勝目!

イ・デウンの尻に火が付いた。

この日マリンズはイデウンの母国韓国の先輩投手ベク・チャスンとの契約を結んだ。
メジャー16勝の実績があり、ボールを動かしながら低めにボールを集めるというベテラン右腕だ。

中継ぎから先発復帰を訴えていたイ・デウンにとってはやっと巡ってきたチャンス。
失敗すれば職場を先輩に奪われるどころか、外国人枠だって危うい。

首脳陣から制球難を心配されていたが、強いストレートとスプリットでライオンズの打者を早目に追い込み、7回無失点10奪三振と快投を演じた。

お蔭でチームは2カード連続スイープ。6連勝と破竹の勢いだ。

これでライオンズとはゲーム差なし。ついに獅子の尻尾を捉えた。

投手陣が頑張り、伊東監督も『これが求めていた野球』と、鼻息が荒くなってきた。

明日からはハム戦。この勢いで一挙に2位も狙っちゃう!?


                            かわのをとや


投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:49

2015年07月29日

今季初の5連勝!!ゲーム差は1に!!

『あまり良かった良かったっていうと調子に乗りますから、皆さんもあまりホメないでください。これは、僕が言ったって言っていいですから』

指揮官は、試合後饒舌に語った。

いや、驚いた。田村、まさかのダメ押し満塁本塁打!

2-1で迎えた8回裏。重苦しい展開が続く中、1死からクルーズ大松がチャンスを作り、鈴木大地がライト線にタイムリーを放ち3-1。勝利に1歩近づいた。

しかし、この点差ではまだまだ何が起こるか分からない。7連敗中のライオンズは本当に必死だ。獲れるものなら、何とかもう1点でも欲しいと、ベンチはここで福浦を代打に送るがあっさり敬遠、満塁策。

しっかりお膳立ては出来たものの、打席にはこの日全くタイミングの合っていなかった田村。
失礼ながらレポートするこちらも「ここはスクイズ。ダブルプレーになるよりもまだ確率が高い」

などと、つぶやいてしまっていたが、3-2のカウントから、増田のストレートを綺麗にジャストミーーート!

「は??うえええーーー!!」

打球は前進守備の外野手たちを嘲笑い、軽く左中間フェンスをも越えて行った。「只今の記録、125メートル」

誰も予想しなかったこの展開。

お立ち台で田村は「え?もっと打ってませんでしたっけ?」とおどけたが、プロ第2号が勝利を確定する、そして何より、捕手としての自らを助ける初の満塁ホームランとなった。

ベンチ裏では、プロに入ってまだ1本もホームランを打ったことがない岡田が「凄いね!」と叫んでいた。

ライオンズとは僅か1ゲーム。この尻尾を捕まえ、ぐっと引っ張って、その反動でグイッと一挙に前に出たいものだ。

                                  かわのをとや                  


投稿者 文化放送スポーツ部 : 23:09

久々の負けられない3連戦!!

『投手戦はいいですね』

開口一番、試合後の伊東監督は語った。

QVCマリンフィールドが得意な投手同士、マリンズ石川、ライオンズ岸との息詰まるスリリングな投げ合い。

初回はどちらも1点ずつを奪われ、30分を要したが、その後はスピードアップ、スピードアップ、0の数字が流れるように刻まれていく。

勝負所は7回、ライオンズ1死2,3塁から秋山を歩かせ、栗山との勝負。石川は追い込んだはいいが、またいつもの詰めの甘さを露呈して痛打を喰らうのか、今日はそれを克服し乗り越えられるのかに注目したが、この日は伊東監督曰く

「いい開き直りを見せてくれて、最高のストライクからボールになるシンカーを投げ込んでくれた」

その後、浅村も右飛に打ち取り、直後の味方の決勝点につなげた。

3位ライオンズのまさかの6連敗も重なり、3ゲーム差として始まったこのカードだが、この試合を落とせば今年のマリンズファンの興味を無くしかねない瀬戸際だっただけに、石川の踏ん張りは特筆ものだった。

これで2ゲーム差。暑い夏に対抗する勇気と期待が膨らんできた。

                                      かわのをとや

投稿者 文化放送スポーツ部 : 11:33

2015年07月04日

『負けなくて良かった』

延長12回5-5引き分け。

マリンズが勝っても、ライオンズが勝ってもおかしくないゲーム。
延長に入ってからは、お互いチャンスを作るが、あと一本が出なかった。

最大の見せ場は最終回、2死2塁で代打に森がコールされた場面。
サヨナラなのか、凡退でゲームセットなのかその結末にワクワクしたが、マリンズ伊藤は意外にも、なんと森の足にぶつけるデッドボール。

一番ダメなやつジャンと思った直後、2年目の森は、マウンドの伊藤を睨みつけ、そしてマリンズベンチにもガンを飛ばした。

そうなれば伊東監督はじめマリンズ戦士も黙っちゃいない。
「なんだ、なんだ」と全員がベンチを飛び出し森をめがけて大人が囲む。

当然西武ベンチからも 全選手が飛び出し物々しい雰囲気からあわや乱闘に。

この仕事(ベンチサイドレポート)10年やらせてもらっているけど、この至近距離は初体験。
今まだ妙に興奮が残ってます。

この後伊藤は次の打者を打ち取ってゲームセット、ドロー。
大人の風格を見せました。エライ!!

向こう気の森も、なんかいい!

喧嘩両成敗。

野球って面白いな!改めて感じた長い夜でした。

                                      かわのをとや

投稿者 文化放送スポーツ部 : 00:44

2015年07月02日

窓文字


7月2日はアパホテルスペシャルデーだったようで。


斉藤一美

投稿者 文化放送スポーツ部 : 22:50