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2014年09月05日
まさかの投げミス。。。
石川が、まさに『1球に泣いた』
ここまで7勝と、新人王争いを繰り広げる中、石川は8回1死まで西武打線を1点に抑えていた。
1-1 同点。
渡辺直とおかわり君を塁に置いて打席にはメヒア。
簡単に追い込みもうストライクは必要ないというところでアウトコースに一つスライダーで誘う。
食いついてくるメヒアは、かろうじて手を止めたが、次の外を狙ったシンカーが甘くストライクゾーンに入ってしまった。
一閃、マリンズベンチは『あっ!!』 西武ベンチは『おっ!!』
まさかのまさか、打球は無残にもレフトスタンドまで届いてしまった。3ラン
試合後、伊東監督は、
『負けたが、若いバッテリーはいい勉強になったんじゃないか。
俺も、経験あるけど、どうしても早くアウトを取りたくなる気持ちが出てくるんだよなあ。ちょっと球種を変えればまた違う形になるんだけど。
しかし、これは明日からの戦いにつながる収穫です。連勝は(3で)途切れたけど、また切り替えて明日から頑張ります』
と、前向きに捉えていたのが救いだった。
今日負けはしたものの、この3連戦、試合前のベンチにいてハッキリ分かったのは、まだ誰一人CS進出を諦めていないことだ。
マリンズ戦士は、必死にミラクルを起こそうとしている。何かが起きると信じている。
降板後、悔しさを露わにする石川の姿があった。
諦めない男たちの織りなすドラマに、まだまだ期待する気持ちが強くなった。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2014年09月05日 06:24