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2014年09月04日
涌井、西武ドームでやっと古巣に恩返し
涌井が慣れ親しんだ西武ドームのマウンドで好投し、古巣ライオンズをなぎ倒した。
伊東監督は、
『腕がよく振れて、序盤からストレートでグイグイ押すピッチング、久々に良い時の涌井を見ているようだった』と、語り、
そしてこうも続けた。
『こういうピッチングが見たかった。これができるならもっと早くやって欲しかった』
言わずにはいられなかったのだろう。
しかし、全くだ。サポーターを含め、マリンズに関わる全ての人が、同感だろう。
9月に入り残りは僅か22試合。3位ファイターズとの差は7ゲーム。CSに進出するには決して簡単な数字でないが、試合前、井口に代わり一塁手としてスタメン出場した根元は、
『まだ終わっていない。僕たちは最後まであきらめずに1戦1戦、できることを全力でやっていく』
と力強く話してくれた。ゲームでは2塁打でチャンスを作りキッチリ生還してみせた。
昨日2打席で代打を送られ、悔しい一夜を過ごした伊志嶺も、『それでもスタメンのチャンスをもらった。今日は昨日の分まで打ちます』の宣言通り、レイノルズから2安打3打点で打のヒーローとなった。
伊東監督も『あんまり期待してなかったんだけど、2回2死からのタイムリーは、有難かった』
と満足そうに振り返っていた。
デスパイネが脇腹痛から復帰して3連勝。今季出場機会に恵まれなかった戦士たちも輝きを放ち始めた。
連敗もあるが、ミラクルもあるマリンズ。何より9月に強いマリンズ。ここからまだ何が起きるか、楽しみに追いかけたい。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2014年09月04日 10:23