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2014年09月30日
来年こそ!
9月25日のファイターズ戦。
9回裏のマリーンズの攻撃。
ビハインドの中、負ければCS進出がなくなるという厳しい状況でしたが・・・。
ライトスタンドのマリーンズサポーターからは、ひときわ大きな声が!
決してあきらめないという気持ちが伝わる声援でした。
来シーズンの巻き返しは、この9回の攻撃が出発点になる!
そんな思いにさせられるライトスタンドの光景でした。
槙嶋
投稿者 文化放送スポーツ部 : 19:31
2014年09月23日
あきらめない!
ルーキー石川の9勝目!デスパイネの活躍もあり、4連戦の初戦をとったマリーンズ!
試合後伊東監督は
「石川歩は、2ケタ勝利と新人王のチャンス。とりにいってほしい。
次は10月1日のライオンズとのシーズン最終戦」と話していました。
チームに関しても
「負けられない状況、数字的には厳しいがあきらめるわけにはいかない」と話し
可能性がなくなるまでは戦い続ける姿勢を見せていました。
最後の最後まで! 残り試合のマリーンズの戦いが楽しみです。
槙嶋
投稿者 文化放送スポーツ部 : 18:56
2014年09月11日
行けるぞ石川新人王!!
前回悔しすぎる西武ドームでの敗戦。
追い込みながらメヒアから喰らった一発。あの日石川が投じた唯一の失投だった。
しかし、伊東監督がその試合後「若いバッテリーにはいい勉強になったでしょう。」と語った通り、今日のピッチングにはその教訓が生かされていた。
ルーキートップの8勝目。新人王がぐっと近づいた。
今日も9回は1点差まで詰め寄られ、昨日の試合を思い出しヒヤッとしたが、なんとか連勝。
クルーズの3ランが全てを覆い隠してくれはしたが、デスパイネの落球、加藤のバントミス、アジャの牽制死、これらのミスをなくさない限り更なる連勝はありえない。
最下位イーグルスの足音がドンドン聞こえる。
イーグルスの方がマリンズよりも残り試合が7試合も多い。現在1.5ゲーム差
マリンズの全日程が終了した後に、スルスルッと抜かれるのは死んでも嫌だ。
連勝連勝、できるだけ差をつけて相手の動きを見て結果を待ちたい。
そうなれば、またまたファイターズの尻尾を捕まえられる展開になるやもしれない。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 09:29
2014年09月10日
野球の神様って人はホントに~。
野球の神様は一体何を考えているのか分からない。いろんなことを仕掛けてくる。
先週古巣相手に西武ドームで8回1失点の好投を見せた涌井が今日も好調。
2年目捕手田村のリードに何度も首を振りながら、浅村、おかわり、メヒアの強力打線に狙い球を絞らせない。
その力強くて頭脳的な投球は圧巻だった。
西武先発牧田も、ランナーを出しながらも粘り強い投球で得点を許さない。
やっとスコアボードに『1』が点灯したのは6回裏、マリンズは二死満塁、3-2から今江がアウトコースのボールを見極めた。
前日3試合連続完封負けを喫したマリンズにとって、実に30イニングぶりの得点は、なんと押し出しの四球。
涌井は1500投球回の花束をもらい8回無失点で降板。9回は満を持してクローザー西野をマウンドに送ったが、先頭四球、犠打で、1死2塁の同点のピンチ。
ここでなんと、ライオンズは代打にルーキー森を送ってきた。
勝負は一瞬、初球のフォークボールをものの見事に弾き返されると、あろうことか打球はセンターバックスクリーン右に飛び込んだ。
まさかまさかの逆転弾。
「森君、君、ここで打てちゃうの?!」
この瞬間今季11試合目にしてやっと本拠地初勝利を手にすると思われた涌井の勝ちが零れ落ちた。努めて無表情の涌井。ベンチで万歳をする牧田。立場は逆転した。
さらに、これはマリンズにとって都合の悪いことに、石川と新人王争いをする高橋にセーブを稼がせる機会を与えることとなってしまった。
最高の流れから最悪の流れ。角中はどん詰まりの遊ゴロ。続く今江もファールがやっとな感じで簡単に追い込まれた。
と、思いきや、なんと次の1球。高橋のストレートに今江のバットはドンピシャでコンタクト。
打球はグングン伸びてレフトスタンド中段にまで届いた。
起死回生の同点ホームラン。神様のイタズラはまだ続いていた。
ベンチで今江を迎える西野が頭をポンとたたかれながら、安堵の笑みを零す。
延長11回裏角中が作ったチャンスに福浦が応え、キャリア12度目のサヨナラヒット!!
何が起こるか、どっちの流れか分からないドキドキハラハラのゲーム。今年1番の内容の詰まった試合だった。
結局勝利投手は11回の表2死から登板した益田。
『僅か1球だけの勝利投手投手』となった。
神様ったら、ほんとにもう
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 08:14
2014年09月09日
耐えろ!藤岡。そして、見返せ
確かに藤岡は今日も立ち上がりから悪かった。
初回、自らの2塁送球エラーも重なりいきなり2点献上。間髪入れぬ間に、おかわり君にレフトスタンドに強烈弾を運ばれた。
打線は岸の前に無得点。イーグル戦からの3戦連続無得点試合。
2006年秋以来のワースト記録だ。
藤岡は7点を奪われても7回途中降雨コールドになるまで、一人で投げさせられた。
その間雨による長い中断も2度あったが、敗戦の責任を一身に背負わされ、再開後もマウンドに立ち続けた。
完投勝利の岸の65球に対し、藤岡は140球。
激しい雨の中、ほぼ、「さらし者」の状態となった藤岡は何を感じながら投げ続けたのだろう。
入団当初からの優しさも、腰の低さも十分に理解しているが、男ならば、一家の大黒柱ならば、こここそは心底に怒りに燃え狂ってほしい。この辱めは次回は必ずキッチリ晴らしまくってほしい。
確かに、このゲームを壊した責任はあるが、首脳陣に対し、「なにくそ」の反骨心で立ち向かってもらいたい。
このままで、使い捨てられる素材でないことをファンは信じているのだから。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 08:11
2014年09月05日
まさかの投げミス。。。
石川が、まさに『1球に泣いた』
ここまで7勝と、新人王争いを繰り広げる中、石川は8回1死まで西武打線を1点に抑えていた。
1-1 同点。
渡辺直とおかわり君を塁に置いて打席にはメヒア。
簡単に追い込みもうストライクは必要ないというところでアウトコースに一つスライダーで誘う。
食いついてくるメヒアは、かろうじて手を止めたが、次の外を狙ったシンカーが甘くストライクゾーンに入ってしまった。
一閃、マリンズベンチは『あっ!!』 西武ベンチは『おっ!!』
まさかのまさか、打球は無残にもレフトスタンドまで届いてしまった。3ラン
試合後、伊東監督は、
『負けたが、若いバッテリーはいい勉強になったんじゃないか。
俺も、経験あるけど、どうしても早くアウトを取りたくなる気持ちが出てくるんだよなあ。ちょっと球種を変えればまた違う形になるんだけど。
しかし、これは明日からの戦いにつながる収穫です。連勝は(3で)途切れたけど、また切り替えて明日から頑張ります』
と、前向きに捉えていたのが救いだった。
今日負けはしたものの、この3連戦、試合前のベンチにいてハッキリ分かったのは、まだ誰一人CS進出を諦めていないことだ。
マリンズ戦士は、必死にミラクルを起こそうとしている。何かが起きると信じている。
降板後、悔しさを露わにする石川の姿があった。
諦めない男たちの織りなすドラマに、まだまだ期待する気持ちが強くなった。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 06:24
2014年09月04日
涌井、西武ドームでやっと古巣に恩返し
涌井が慣れ親しんだ西武ドームのマウンドで好投し、古巣ライオンズをなぎ倒した。
伊東監督は、
『腕がよく振れて、序盤からストレートでグイグイ押すピッチング、久々に良い時の涌井を見ているようだった』と、語り、
そしてこうも続けた。
『こういうピッチングが見たかった。これができるならもっと早くやって欲しかった』
言わずにはいられなかったのだろう。
しかし、全くだ。サポーターを含め、マリンズに関わる全ての人が、同感だろう。
9月に入り残りは僅か22試合。3位ファイターズとの差は7ゲーム。CSに進出するには決して簡単な数字でないが、試合前、井口に代わり一塁手としてスタメン出場した根元は、
『まだ終わっていない。僕たちは最後まであきらめずに1戦1戦、できることを全力でやっていく』
と力強く話してくれた。ゲームでは2塁打でチャンスを作りキッチリ生還してみせた。
昨日2打席で代打を送られ、悔しい一夜を過ごした伊志嶺も、『それでもスタメンのチャンスをもらった。今日は昨日の分まで打ちます』の宣言通り、レイノルズから2安打3打点で打のヒーローとなった。
伊東監督も『あんまり期待してなかったんだけど、2回2死からのタイムリーは、有難かった』
と満足そうに振り返っていた。
デスパイネが脇腹痛から復帰して3連勝。今季出場機会に恵まれなかった戦士たちも輝きを放ち始めた。
連敗もあるが、ミラクルもあるマリンズ。何より9月に強いマリンズ。ここからまだ何が起きるか、楽しみに追いかけたい。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 10:23
2014年09月03日
また打った!デスパイネは高目とビール好き
ケガから復帰の東京ドームでのファイターズ戦に続き、2試合連続の見事なアーチ。決勝2ラン。
デスパイネがまた打ち、お立ち台でまた「デスパ、イーネ!!」と叫んだ。
叫ぶタイミングも、声の張り方も大分掴んできたようだった。
試合後の伊東監督は、
「デスパイネは牧田の低めの変化球に戸惑っていたが、あの打席は、変化球が高目に浮いてきた。あそこは好きなところだからね。」
今日、試合中に田原通訳にデスパイネは、日本のビールが大好きだと教えてもらった。
1日で500mlを軽く6本飲むらしい。
野菜が大好きで、自分で料理も作るそうだ。
日本にもチームにもすっかり馴染んだデスパイネ。残りシーズンは僅かだが、もっともっとその打棒でチームを勝利に導いてほしい。
ちなみに、今年で4年目のカルロス・ロサは、球場裏の狭い通路で、私の前を通り過ぎようとした際、
スミマセンといいながら、手刀を切った。
その日本人化にビックリした。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 09:15