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2013年10月13日
やっぱり強い短期決戦!!
「このチームはやっぱりベテランのチームだなと改めて思いました」
指揮官は試合後のインタビューでこう語った。
11-1
マリンズにとって3年ぶりとなるCS初戦は大勝で制した。
昨日伊東監督は「今の野球は、『じっくり待って』というものではない。早いカウントから積極的に攻めていく。1イニングが3,4球で終わってもしょうがない」
と言っていたが、その意識がナインに完全に浸透していた。
1番根元に始まり8番の鈴木大地まで全員が1stストライクをフルスイングした。
里崎こそ意表を突く初球フォークを見逃すが次の球を左中間に綺麗に打ち返しチャンスを作った。
早打ちで凡退を繰り返すと相手投手岸を乗せてしまうリスクを伴うが、それを恐れずに早い仕掛けで一丸となって岸を攻め立てた。
初回井口のソロ。3回再び井口がレフトに犠牲フライ。続く今江がタイムリー。4回サブローがソロ。
5回井口がまたタイムリー。そして6回里崎がタイムリー2塁打で計6点。
全て30代の男たちが打点を挙げ試合を決めた。
8日火曜日の決戦で8連勝、2位でシーズンを終了し、ほっと一息ついたライオンズの足元をすくった攻撃であった。
投げては古谷がしっかりと試合を作った。
ピンチでは走者浅村を牽制死。そして併殺打に打ち取ったピッチングは見事だった。
5回1死満塁で西野にマウンドを譲ったが、ここで西野が片岡を見逃し三振。続く栗山を中飛で打ち取るカンペキ救援。
シリーズに入る前、伊東監督によるバッテリーミーティングが行われたが、その効果が表れ里崎の好リードも光った。
これでCSでのライオンズとの通算成績は5勝0敗
里崎は当然のようにこう言った
「下剋上アゲイン」
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2013年10月13日 04:28