2013年04月09日
伊東監督古巣に恩返し!!
試合前、伊東監督に独占インタビューをさせてもらったが、『古巣相手の戦いは』の問いに
『特に意識していない』との答えが返ってきた。
しかし、両方のファンからすれば、かつて黄金時代の西武ライオンズでバッテリーを組んだ者同士
の初対戦となれば、興味を持つなと言われても難しい。
なんでも『1軍でバッテリーを組んだ同士対決』は90~91年の金田正一VS森昌彦(巨人)以来らしい。
マリン特有最大12mの強風が波乱の展開を予感させたが、この風を制したのは、やはり地の利を活かしたマリーンズだった。
いや、今季からの新キャプテン岡田だったかもしれない。
初回マリンズはライオンズ先発牧田の暴投であっさり1点先制。
すかさず2回に同点され、ピンチが広がるが、ここで片岡がフラフラッと上げたフライに対し、センター岡田が猛ダッシュ。『超前進ダイビング美技』で流れを断ち切った。
3回のピンチにもまた岡田が『超前進ダイビング美技(微かに余裕あり)』を連発させ、弾ける笑顔で先発吉見をを救った。
7回ライオンズに追加点を許すが、裏の攻撃で簡単に2死を取られた直後、キャプテンは表情を引き締め打席に入ると、気持ちのこもったスイングで打球をセンター前に運んで出塁。
その気持ちに続くのは副キャプテン根元。綺麗に三遊間を引き裂き逆転のお膳立て。
ここで侍角中がレフト前に同点タイムリー。
西武長田はたまらず井口に死球。代わったウイリアムスも死球で押し出して見事逆転に成功した!!
3-2
伊東監督は古巣に恩返しした。
試合後、『今日は岡田が救ってくれたね』
ホッとした表情でそう語った。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2013年04月09日 23:06