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2012年04月21日
痛恨のバントミス。。。。
一時はパーフェクトも心配した。
西武先発左腕、石井一の39歳とは思えない快投に5回まで一人のランナーも出せない。
かつての150キロには及ばないものの、絶妙な打者との駆け引きと球のキレでマリンズ打線を差し込んでいた。
そういえば、昔、私、かわのが出演していた『ホリプロお笑いライブ』に、友人である川崎憲次郎氏が高卒一年目の石井投手を連れて見に来てくれた。
終演後の打ち上げの席で、口を開けながらにこやかに笑う19歳の少年に、「頑張ってよ」と肩を叩いた。
あれから20年も経つのかぁ。
ヤクルト優勝させて、メジャー行って、まだこんなにバリバリで投げてるんだもんなあ。。
なーんて感慨深げに見ている場合ではない!
マリーンズを応援しているのだ!
6回、先頭清田に待望の一打が出た!
しかし、チャンスを生かせず無得点。
7回もサブローの2塁打も後続なく、「せめて同点に!」の僅か1点が遠い。
だが、最終回に大チャンスがやってきた!
キャリア初の無四球完封を目指す石井一から、先頭根元がライト線を破る。
願ってもない同点機、いや、サヨナラまであるぞと生唾をダラダラさせると、当然、次打者伊志嶺は
バントの構え。
一番バントのしにくい内角高めをベテラン投手は攻めてきた。
「あ!!」
伊志嶺は、力なく小フライになってしまったボールを見上げながら、キャッチャー星と交錯する。
必死にキャッチする星。
「あー」。。「えっ??」
落胆のスタンドの声はすぐに驚きに代わる。なんと二塁ランナーの根元が飛び出している。
星が落球したと勘違いしたのだろうか?
二塁送球OUT.。。。。。一気に愕然の2死。。。。。
続く代打角中はセンター前ヒット、そして井口もセカンドオーバーの渋いヒットで続いたが、サブローは
代わったゴンザレスに一塁ライナーに取られゲームセット。
まさしくあのランナーがいれば、同点以上はあった悔やんでも悔やみきれない敗戦だった。
試合後西村監督が、報道陣の前に現れたのは15分以上も経ってから。
おカンムリの表情で、「状況判断のするにはに状況把握が必要」と私にとってもとっても為になるお言葉を残していただいたのだった。
かわのをとや
、
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2012年04月21日 07:24