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2010年11月01日
日本シリーズ第二戦 え~、、、無かったことにしましょう。
待ちに待った2010年日本シリーズ第1戦は、我が西村マリーンズが13安打で快勝!
あの伝説のミスター長嶋以来の、清田ルーキー日本シリーズ第1戦本塁打!
シリーズ男今江は、決勝打を含む猛打賞で今年も大活躍!
第4戦、第7戦の先発も予感させる成瀬の好投!
さらに、74年の日本シリーズ第4戦、5戦、6戦の3連勝、そして2005年のシリーズ4連勝に加え、昨日の勝ちで、なんと日本シリーズ8連勝中という破竹の快進撃を続けるマリーンズ。
地元千葉での胴上げ実現のためにも、「今日もこの勢いで頼むぞ」と、鼻をふくらませて臨んだ第2戦でありましたが、
ふたを開ければ、マリンーズ初回三者凡退の後、先発マーフィーはいきなり先頭荒木にレフト前に運ばれます。すると森野にも続かれ、4番和田に先制タイムリーを許します。
まあ、1点、2点は大丈夫。勢いはこちら。じっくり攻めていけば昨日のように逆転できると余裕モードで見ていたら、ここから予期せぬ事件が、、。
野本の打ち取った打球はセカンド井口の前にボッテリと転がり、「チェンジ」と思いきや、猛ダッシュの井口は捕球後、目の前のランナーにもタッチできず、慌てて投げた一塁に暴投で満塁のピンチ。
さらに谷繁に押し出しの四球で悪い雰囲気の2点目。大島にも2点タイムリーを許し、よーいドンでいきなりの4点を献上してしまいます。
それでも、「今のマリンガン打線なら、、」と期待をかけるも、初回から全力投球のドラゴンズ先発チェンの速球に差し込まれ、3回までキムテギュンの安打1本に抑えられます。
対照的にドラゴンズは3回まで毎回満塁のチャンスを活かし、あれよあれよと、なんと10点も奪ってしまいました。
3万8千のドラゴンズファンが得点のたびに繰り返す万歳コールを、目の前で何度見せられたことか。
実は私、2回、再び和田に2点タイムリーを浴び6点目を与え、マーフィーが降板したところから、意識をしっかり持つことを諦めてしまいました。
正確にいえば、これ以上の感情移入を止め、どんな攻撃を受けようが、またこちらがどんなミスをしようが一喜一憂することなく、何も感じないよう努力する方が、第3戦からの戦いを有利に運べる。
ナゴヤドームの記者席で一人、そう判断したのです。
もちろん一度もトイレに立つことも、うたた寝するわけでもなく最後まで見届けはしていましたが、意識だけはどこか遠くへ追いやる。
学校一恐い先生の説教を、心の中で鼻歌を唄いながら聞くふりをする、あの感覚です。
どうやら、試合終了したときには、1-12だったようです。
どうやら、我が軍も、今江のタイムリーで1点入れたみたいです。
シリーズに強いですね。
試合後、落合監督は地元で連敗しなくてよかったとかなんとか、まあ、そんな類いのことを語っていました。
ともかく、この試合は忘れましょう。
この試合は無かったことにしましょう。
千葉に帰れば、大応援団に囲まれて全く別モノの雰囲気で戦えますから。
シリーズ連勝記録は8で途切れてしまいましたが、地元で3連勝して、地元で胴上げやりましょう!
1か月ぶりのマリン。
みなさんの後押し期待してます。
僕もベンチレポートで気合いを注入します。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2010年11月01日 12:13