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2010年08月26日
熱パ！混パ！３チーム１差！！
３－２
重苦しい試合でした。
マリーンズ渡辺俊介、ライオンズ石井一久とこの試合がチームにとってどれほど大事なものかを理解しすぎるほどの両ベテランが先発。
俊介は地元の風に９０キロ台のカーブをぶつけ、石井は右バッターの内角にドーンと重い速球を放り込んできます。
予想通り両者一歩も引かぬ立ち上がり。
試合が動いたのは３回のマリーンズの攻撃。
一死後、西岡がヒットで出塁すると今江はピッチャーゴロ、おあつらえ向きのゲッツーと思いきや、ここでなんと石井が二塁に悪送球でチャンス到来。
続く期待の井口はこれ又ゲッツーにおあつらえ向きのショートゴロ。ところが西武内野陣は時間をかけてしまい１，３塁にランナーを残します。
大事なゲームのプレッシャーが重くのしかり続ける中、ここでなんと石井がワイルドピッチで１点をプレゼントしてくれました。
５回にもまた石井の暴投を絡めて１点を追加。
しかし、このまますんなり終わるような雰囲気は微塵もなく、やはり７回にピンチが迫ってきました。
一死後、好調俊介がこの日初めての連打を浴び、西武ベンチが代打ブラウンを告げるとマリンズ首脳陣は迷うことなくに小野にスイッチ。
昨日の試合前「残り試合は、みんなでみんなで」と話していた西本投手コーチの言葉が思い出されます。
先発時にはない両目を吊り上げてマウンドに上がった小野はブラウンを見事にゲッツーで仕留めピンチをしのぎます。
しかししかし、８回西武はその小野を攻め立て中島、フェルナンデスのタイムリーで同点にします。
やはり、おかわり君が戻ると繋がるんですよね。
これは、もしかすると延長も覚悟しなきゃいけないかなと思った矢先、変わった西武工藤から我らが選手会長サブローが値千金の決勝弾！！
最後は守護神小林宏がランナーを許すもきっちり抑え首位西武に連勝です。
これで１ゲーム差。０．５差の２位にはソフトバンクがいて史上まれにみる大混戦。
しかも４位の日ハムも首位から４．５ゲーム差と全く予断は許されません。
いやいや、下を見るのはやめよう。西武に３連勝してまずは６月４日ぶりの首位奪回。そして週末のソフトバンク戦で勝ち越し２００７年以来のクライマックス進出に向け足場を固めたい。
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2010年08月26日 10:31