2010年03月29日
キム・テギュン、サヨナラ2点タイムリー! 4連勝!!
キム・テギュンが打ってサヨナラ!
キム・テギュンが笑って4連勝だ!!
この日の試合前、好調投手陣を司る西本ピッチングコーチは、開幕直後は不調を極めたものの、前日9回土壇場で、日ハムの守護神武田久から同点に追い付く2点タイムリーを放った4番にも笑顔で言及してくれた。
「長いシーズン、彼がずーっと打たないわけがないでしょう。」
う~ん、的確!
今日も土壇場9回2死満塁で武田からショート右を抜く2点タイムリー!!
しかも「逆転サヨナラ」の冠付きだ。
6×-5 2カード連続勝ち越し。
打ち取られれば一転、試合終了でもあった緊迫の場面で、気持ちで打った見事な一打だ。
オープン戦から使い続けたキムチカラーのバットは封印し、本拠地マリンに戻ってからは韓国ノリを巻いたかのような黒バット。
ゲン担ぎには即効性があった。
ヒーローインタビューでは、
「不調な時に温かく見守ってくれ、熱い応援で支えてくれたマリーンズのサポーターに恩返しできて嬉しい。」
と、韓国から来た大男は愛くるしくも素直なコリアンスマイルで語った。
この日7回、西岡が放ったライトポール際のホームランが、パ・リーグ史上初のビデオ判定となり、
球審橋本から改めてホームランと認定されると、ライトスタンドに陣取るサポーターから一斉に、
「ビ・デ・オ・判・定!! ビ・デ・オ・判・定!!」
と、何故かビデオ判定を称えるビデオ判定コールが起こった。
場内からの笑いを誘い気を良くしたライトスタンドは、確かに9回の応援もアツくノッテいた。
昨年は1度もできなかった4連勝。
最後まで勢いに乗れなかったのは、この壁を突破できなかったことが大きな要因。
6戦終えて4勝1敗1分け。落としたゲームは涌井に善戦の開幕戦のみ。
しかしまだ上にはオリックスがいる。開幕前にはともに下位予想された2チームの首位争い。
石垣島まで来ずに安易に予想した評論家陣、よーく観るがいい、西村劇場「和」の幕を!
かわのをとや
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2010年03月29日 06:41