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2008年06月08日
連敗ストップ
守備で野手が目立つ試合だった。
早川が再三にわたるファインプレーでリズムを作れば、
オーティズのファインプレーは打球と同時にヤクルトの勢いを止める。
しかし、ヤクルトも福地が俊足をとばしてダイビングキャッチ。
試合が白熱しないわけがない。
極めつけは同点の9回裏2アウト2塁の絶体絶命のピンチ。
好調宮本の今日3本目のヒットはシコースキーの足下を抜けセンター前へ。
神宮球場に詰めかけた20064人の誰もがサヨナラ打と思い、
ロッテファンの悲鳴とヤクルトファンの歓声が交錯する中、センターサブローがバックホーム。
ワンバウンドのストライク返球が里崎のミットに収まると同時に、
2塁ランナーの川島慶三が里崎のミットに激突。
秋村球審のアウトの判定にロッテファンの悲鳴は歓声に、ヤクルトファンの歓声はため息に変わった。
その興奮が冷めない、延長10回、
先頭のオーティズが、ヤクルトの守護神林昌勇の初球をバックスクリーンへ決勝ホームラン。
あまりにも劇的な試合を流ちょうな日本語で締めたオーティズの
「今日は来てくれてありがとうございます」の声とともに興奮の夜は更けていった。
【上野智広】
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2008年06月08日 23:56