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2008年07月17日

浜松町かもめ亭 立川生志真打昇進披露会!

さる7月7日(月)、星祭りの晩に、「浜松町かもめ亭 立川生志真打昇進披露会」が文化放送メディアプラスホールで催されました。
当夜の番組は

『手紙無筆』        立川こはる
『三方一両損』       立川談春
『バールのようなもの』   立川志の輔
        仲入り
真打昇進披露口上   立川志の輔・立川談春・立川生志
『唐茄子屋政談』    立川生志

というものでした。
生志さんの真打披露公演は、この「かもめ亭」で八回目だったのですが、立川流の超売れっ子、志の輔さんと談春さんが助演する会は当会と博多公演だけとあって、前評判も上々。チケットは売り出し即完売と相成りました。たくさんのご来場、あつく御礼申し上げます。

披露公演のお約束である口上は高座に新真打・生志さんが着座し、その横に志の輔さん、談春さんが立って挨拶をするという特別バージョン(単に高座のスペースが狭いからそうしただけ)で、他の会にはない「なんでもあり」の雰囲気。立川流の秘話?も飛び出したりして大笑いでした。

続く生志さんの高座は大ネタ「唐茄子屋政談」。通しでの口演で、たっぷり50分はありました。
入門から20年のキャリアを経た生志さんですが、芸風はいい意味で若いです。
澱みや澱の無い、白き糸の如し持ち味が、お人好しな若旦那の人物像によく似合い、気持ちの良い「唐茄子屋」になりました。(詳細なレポートは「浜松町かもめ亭」サイトをご覧下さい

終演後はホール隣の会議室で恒例の打ち上げ。
出演者のみなさんや、立川流の顧問、野末陳平先生、吉川潮先生も参加してくださり、大いに盛り上がりました。談春さんの「お祝いの会ってのはいいね」という言葉が印象に残るあたたかい会になりました。

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打ち上げ風景・左から新真打、生志師匠 笹木美きえ師匠(かもめ亭お囃子) 長谷川さん(文化放送の落語好き制作者)

記・松本尚久 (浜松町かもめ亭)

投稿者 落語 : 2008年07月17日 12:06