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2008年05月21日
☆☆☆☆☆落語十一夜☆☆☆☆☆☆
終わってしまいました・・・・・・・・・・・・・・・・。
読み終わるのがもったいなくて、チビリ、チビリとまるで日本酒のように読んでいた本が。
立川談春さんが書かれた「赤めだか」。
もうお読みになった方のほうが多いでしょうね。
本屋さんでも、様々なコーナーで平積みになってますものね。
何なんでしょう、あの文才は。
もっともっと、読みたいなぁ、談春さんの文章。
つーか、そっちの世界でご活躍を・・・・・・・ダメだダメだ、そしたら落語が聞けなくなるし(^^;)。
やっぱ、このままでいいのだ。ねー。
・・・・・・・・・ということをつらつらと書きつつ。
先日、三遊亭白鳥さんの独演会「産みたて卵」に行ってきました。
ネタおろし、二席。
「勧進帳」と、「札所の霊験」でした・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・白鳥カラーに染まりきった、白鳥さんワールド全開。
札所の~では、座布団の角に手拭いを巻きつけて、首絞めてました(笑)。
そういう白鳥さん、大好きです。
そんな白鳥さんは、本日(21日)がお誕生日。
産みたて卵をされた白鳥さんが生まれた日でございます。
はっぴーばーすでー♪
この会を開いてらっしゃるのは、”落語王”さん。渡辺敏正さんです。
私がこのブログでよ~く書いてしまう柳家喬太郎さんや春風亭栄助さん、三遊亭天どんさん
の会などを開かれている方。
同じようにこのブログでよ~く書いてしまう会(先日だと、”渦”など)を開かれているもうお一方、
木村万里さん。
つまりはこのお二人が開いてくださる会が、私のツボだったりするのです。
このお二人から教えて頂いた笑いが、ものっすごく沢山あるのです。
お二人とも、とってもハートのある方。ステキな方。芸への愛情が満タンな方。
ん~、どうしたらその満タンさが伝わるかしらん・・・・・。
ステキな写真集が、昨日発売されました。
橘蓮二さんの「落語十一夜」。
蓮二さんは(前にも書きましたか)、仏像好き&ゆるキャラ好き・・・な私の気持ちを理解してくれる
貴重な方です。あ、そういう紹介じゃないですね(^^;)。
とにかく、”かっけ~!”って写真をバンバン撮影される方。あのセンス、大好きです。
落語の世界を、今までの歴史上一番カッコよく見せてくれているのじゃないかしら・・・・
生意気な言い方になりますが、そう言えちゃうくらい、カッコいい写真です。
この写真集に登場する噺家さんは、11人。
柳家三三さん
春風亭昇太さん
林家彦いちさん
林家たい平さん
三遊亭白鳥さん
立川談春さん
柳家喬太郎さん
柳家花緑さん
春風亭小朝さん
笑福亭鶴瓶さん
立川志の輔さん
それぞれの噺家さんの”ここ!”ってトコが切とられてます。ゼヒご覧下さい。
そしてそれぞれの噺家さんが選んだ”この人”が、その噺家さんについて文章を寄せているんです。
これまた読み応えがあります。愛情とユーモアに溢れていて。
ここでようやく話が繋がります(長くてすまんこってす・・・)。
先ほど書いた渡辺敏正さんと木村万里さんが文章を書いてらっしゃるんです。
どなたについて書いていらっしゃるのか、またどんなに愛情溢れていらっしゃるか。
また他の噺家さんについて書かれたのはどなたなのか・・・・・・・。
ゼヒ、実際にお手にとってご覧下さいませ☆
まだ落語を聞いたことがない方も、”写真から入る” ”紹介コラムから入る”って、アリだと思います・・・。
ワイン片手にページをめくってたら、泣き笑いだった 文化放送 吉田涙子でしたん☆
投稿者 落語 : 2008年05月21日 13:17