2008年08月06日

九州朝日放送・黄砂最前線!中国緊急リポート

8月1日(金)

今年3月福岡は中国からの黄砂で、市民もびっくりした。
KBC黄砂で汚れる車.jpg

全国で、黄砂の観測日数が2000年以降急増している。

KBCの中村記者が中国の実態を取材した。
日本から2000キロ離れた内モンゴルの砂漠都市「アラシャン」
ここが黄砂の発信源。
KBC砂に埋もれる家.jpg

ここでは、目が痛み開ける事ができないくらいの砂嵐が吹き、
中国の砂漠化はかなり進んでいる。
KBC砂漠の現状を説明するマさん(69).jpg

この地に住んで40年のマさんは「10年前は緑豊かな場所だった。
200メートル以内に砂漠はなかった」と、進む砂漠化を証言した。

10頭の牛と暮らしている張さんは「15年前くらいから急に
押し寄せてきた。砂嵐は年に十数回来る。昼でも真っ暗になる。
子孫はどうやって暮らせばいいのか」と嘆いている。
KBC内モンゴルの砂嵐.jpg

環境難民の現実を見た中村記者。
中国では毎年、神奈川県の面積と同じくらいが砂漠になっている。
日本と中国との2000キロは地図以上縮待っている。

投稿者 文化放送報道部 : 07:34