2008年07月30日
高知馬路村/バッグは間伐材で作ったバッグやき
7月21日(月)
高知県の東部にある馬路村。色々なアイディアを商品化している。
杉の間伐材で作ったバッグ「モナッカ」は人気あり、ニューヨークの
近代美術館でも販売している。
「モナッカ」は杉の間伐材を薄くスライスしたものを何枚も重ねて
作ったバッグで、その形が和菓子の最中と同じ形である。
モナッカを使っている馬路村の上冶堂司村長は「軽くて、強い、
そしてオンリーワン。自分の思いで使える」と話す。
馬路村も例にもれず、厳しい林業で、新しい林業スタイルをと
2000年に「エコース馬路村(エコロジー・アスの造語)」を設立した。
間伐材を利用した商品は何種類かある。バッグのモナッカは
一個2万円から5万円と決して安くはないがインターネット販売で、
年間2000個ほど売れている。
売上の1㌫を間伐費用に使い森の整備を進めている。担当の
山田係長は「森が元気になる。間伐が進んで、健全な森になり
馬路村が元気だな」と言われればと話す。
森を守り育てる事を世界に発信していく。
投稿者 文化放送報道部 : 07:30