2008年07月09日
静岡放送Jリーグ 清水エスパルスの挑戦
6月30日(月)
「僕たちJリーグの選手は1試合でCO2を1トン削減」
清水エスパルスの本拠地日本平スタジアムにはこの文字が
掲げられている。
Jリーグの清水エスパルスが、昨年の最終戦から
取り組んでいるエコ対策だ。「カーボンオフセットクラブ」を宣言し、
様々なエコに挑戦している。
プロサッカーの1試合に出る二酸化炭素(カーボン)はなんと18トン。
エスパルスはこれを帳消しにしようとしている。
また、エスパルスの本拠地、日本平スタジアムでは紙コップを回収し
トイレットペーパーとして再利用している。1試合に使われる紙コップは
1万個から1万3千個になるというから驚きだ。さらに、5月に行われた
静岡ダービーでは風力発電を使ったクリーン電力で試合を行った。
日本国内のプロスポーツでは初めて「二酸化炭素排出権」を購入し、
ブラジルの水力発電にも協力している。
このようなチームの取り組みにサポーターも「地球の為にも、子供の
為にもすばらしい」と好評だ。
エスパルスの早川社長は
「プロサッカーの社会的使命で、問題意識を持った活動をし、
日本を世界にアピールする」
エスパルスの活動はサッカー以外で、地元や地球に貢献したいという
熱い思いが伝わってくる。
投稿者 文化放送報道部 : 2008年07月09日 07:05