2008年07月23日

長崎波佐見・CO2を減らせ、肥前エコ磁器

7月17日(木)

磁器の茶碗は1300度の高温で、16時間焼かれて出来上がる。
もちろん、ガスが使われるため多くのCO2が排出される。
同じ磁器を作るのに、温度が1160度で時間が8時間に短縮
することに成功した。
低温焼成陶土はCO2を27㌫、燃料を37㌫削減している。

「この140度の差は常識では考えられないこと」で
温度の調整、上薬の加減など難しい事がいろいろあるそうだ。
昨年の11月から商品化に取り組み、2月に焼酎カップが完成。

“低温焼成陶土”波佐見から全国へ。
エコ磁器のきれいな音色が響いてほしい。

投稿者 文化放送報道部 : 07:34