2008年06月20日
東京・都市鉱山
6月18日(水)
東京には製品化された希少金属がいっぱいあります。
いわゆる都市鉱山です。
携帯電話には金・銀・パラジウムなど高価な金属がたくさん含まれていて、
これらを再利用すると再び携帯電話になったり車の部品、
アクセサリーにまで変身します。
しかし最近、カメラ機能など多機能搭載の携帯電話が普及してから、
思い出として不要な携帯を大事にとっておく人が多くなり、回収の数が激減。
苦戦の続く中、取材したドコモでは都内コンビニに、
きれいな青い色の回収BOXを増設しています。
頑丈なつくりで大きく、とっても目立ちます。
また、各キャリアのブランドショップ(ドコモショップ、auショップなどなど)に持っていくと
ブランド問わず回収できたり、写真や電話帳はCDに焼いて渡してくれたり・・・
業界はお互いに協力し合って、回収を呼びかけています。
がんばる携帯電話会社をバックアップしようと行政・東京都も立ち上がることになりました。
東京都環境局斉藤課長に、携帯電話リサイクルが環境について
考えるきっかけになれば・・・と熱く語っていただきました。
都市鉱山は若い人だけの話ではありません。
お年よりの使う、入れ歯にも希少金属が含まれています。
各地方自治体や、歯医者さんで回収BOXを設置、回収を呼びかけています。
さいたま市与野の「のもと歯科」では、玄関に設置。
先生もやさしく説明してくれます。
投稿者 joqr : 17:30