06, February, 2010
本日、2月6日(土)より、TOHOシネマズ シャンテにて
ロードショーの映画「新しい人生のはじめかた」。
ダスティン・ホフマンとエマ・トンプソンですから、
いい映画であることは想像に難くありません。
公式HPやフライヤーに掲載されている‘COMMENT’に、
私も拙筆を寄せております。吉田照美さんや、玉川美沙さんも ('-^*)♪
得たモノと失ったモノを反省できるオトナの為の、大人の映画。
‘恋’、‘人生’、‘選択’・・・
時には自分の心と、じっくり語らうのも、イイと思いますヨ。
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CM音楽家のハーヴェイ(ダスティン・ホフマン)は、
離婚後、ニューヨークで気ままな一人暮らし。
ある週末、イギリスで働く一人娘の結婚式の為、ロンドンへ行くことに。
しかし、
宿泊先のホテルは最悪、トラブルで仕事を干され、
一人娘は義理の父親とヴァージンロードを歩くという。
絶望的な心持ちでヒースロー空港のバーに立ち寄り、ヤケ酒を呷るハーヴェイ。
一方、
空港で働くケイト(エマ・トンプソン)は、40歳代、独身。
周囲は彼女に良い相手を紹介しようとするものの、
楽しい場の雰囲気に馴染めず孤立しがち。
過干渉の母親を抱え、
未来に過大な期待をせず、達観してラクに生きる道を選んできたケイト。
そんな人生の折り返し地点を過ぎた2人の男女が、
偶然にも、
夜明けまでロンドンの街で過ごすことに。
夢物語を信じるほど、若くはない。
でも、人生をやり直すのに、遅すぎるということはない。
近代と伝統が融合する街・ロンドンを舞台に、
ひとつの出逢いが生まれる。
こんな‘引き留め方’。ダスティンって、オトナだわ~。(*^o^*)
自分の魅力を敢えて封印しようと努めるエマ、
エマの抑えきれない魅力に惹きこまれるダスティン。
好ましい答えが出ること請け合いの、恋愛方程式。
寂しそうなのに、どこか信念の炎を感じさせるダスティン。
「一緒に歩くこと」に、シンプルで奥深い意義を感じさせてくれる
優しい映画です。
今、このタイミングで観て、
数年後にも観て。
1人でも、2人でも観て。
曲がり角、分かれ道の先に、
どんな道を選ぶのか。
きっと、必要に応じて、
将来への安心を与えてくれることでしょう。 (*^ ・^)ノ⌒☆
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