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2021年07月26日
ありがとう三宅宏実選手! / ソフトボール日米決戦
7月26日放送
『岩本勉のまいどスポーツ』は
23日に開会式が行われた
東京2020オリンピックの
情報をお届けしました。
番組後半では1次リーグ最終戦で
全勝同士のぶつかり合いとなった
ソフトボールの宿命のライバル対決
日本対アメリカを
ガンちゃんが解説。
また、番組オープニングでは
25日のウエイトリフティング
女子49キロ級に出場し
競技終了後、現役引退の意向を表明した
三宅宏実選手に対して
ガンちゃんが感謝と労いの言葉を贈りました。
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◆ ありがとう 三宅宏実選手
2004年のアテネ大会以降
オリンピック5大会連続出場の
ウエイトリフティング・三宅宏実選手。
2004年 アテネ 9位
2008年 北京 4位
2012年 ロンドン 2位 銀メダル
2016年 リオデジャネイロ 3位 銅メダル
(以上 女子48キロ級)
今月25日の女子49キロ級では
スナッチで74キロをマークしましたが
ジャークで3回失敗し、記録なしで競技終了。
21年間の競技生活に
幕を下ろす意向を示しました。
三宅選手はこれまで
『まいどスポーツ』に7回出演。
2012年にはロンドン・オリンピックの
銀メダルをスタジオに持参してくださいました。
▲2012年ご出演時
この日の放送では
『まいどスポーツ』での共演のほか
これまでに取材のため
ナショナルトレーニングセンター訪問や
父・義行さんへのインタビューも行った
ガンちゃんが感謝の気持ちを伝えました。
岩本 「自分の限界的なものを感じたのかな。
『ありがとう』と言いたいね。
すごいよ、5大会(出場)って。
しかも(東京大会は)1年ずれてるからね。
燃え尽きたね」
★三宅宏実選手の過去のご出演
・2007年11月11日
(北京オリンピック前年)
・2008年11月16日、11月23日
(三宅宏実選手とスイーツ)
・2011年12月11日
(アスリートの調整法)
・2011年12月18日
(秋本真吾選手、ガンちゃんと三つ巴バトル)
・2012年09月10日
(ロンドン・オリンピック 銀メダルを持って凱旋出演)
・2012年09月20日
(ロンドン・オリンピックを終えて 新たな目標)
▲2012年ご出演時
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◆ ソフトボール 日本対アメリカ
オリンピックでは
1996年 アトランタ大会でソフトボールを
正式競技採用以降、アメリカが3連覇。
日本は、1996年 アトランタで4位、
2000年 シドニー 銀メダル、
2004年 アテネ 銅メダル、
2008年 北京では決勝でアメリカの4連覇を阻止し
悲願の金メダルを獲得!
上野由岐子投手が
決勝までの2日間3試合を一人で投げ抜き
「上野の413球」として大きな話題になりました。
「ソフトボール」が
オリンピック実施競技から外れてからも
日本とアメリカは「世界選手権」決勝戦で
常に優勝を争っています。
■ 2010年 優勝 アメリカ、2位 日本
■ 2012年 優勝 日本、 2位 アメリカ
■ 2014年 優勝 日本、 2位 アメリカ
■ 2016年 優勝 アメリカ、2位 日本
■ 2018年 優勝 アメリカ、2位 日本
今大会の1次リーグでは日米ともに
きのう(25日)まで4連勝で決勝進出を決め、
1位通過をかけて
きょう10時から全勝対決が行われました。
結果は 2x-1 でアメリカのサヨナラ勝ち。
日本はエース・上野由岐子を温存し
藤田 倭が先発。
藤田は5回までアメリカ打線をノーヒットに抑えますが
1点リードの6回裏に3安打を浴び同点。
7回表、アメリカはエースのアボットを投入し
日本の攻撃を三者凡退で切り抜けると
その裏、スチュアートがサヨナラホームラン。
アメリカが5戦全勝で1位通過。
日本が4勝1敗での2位通過で
あらためて明日27日の決勝戦で
金メダルをかけて対戦します。
放送では敗れた日本代表
宇津木麗華監督のインタビューもお届けしました。
「決勝は決勝のやり方を
していかなきゃいけないので。
そのために準備してきましたので
その分はきょうと違うことを
やっていきたいなと思います」
岩本 「アメリカに勢いがついたの間違いない。
でもお互いが
手の内を見せないような
そういう試合にも感じましたよ」
ガンちゃんは上野由岐子投手のコメントに注目し
ホームランを警戒。
岩本 「昨日、上野さんが
『ホームランを打たれないことを
意識して投球する』って
言ってたんですよ。
距離もそんなにないから、ホームランまで。
ピッチャーのスピードが
速くなってるから、
バットにうまく、芯にのせたら
長打が出る、ホームランになる。
上野さんはそれを言ってた」
山田 「低め中心の投球
ということなんでしょうか」
岩本 「チェンジアップを
すごく有効に使ってるね」
ソフトボールの
投・捕間(投手板から本塁まで)の距離は
13.11メートル(43フィート)。
ウインドミル投法で
ステップするため
打者はもっと近く感じる――と
ガンちゃんは指摘。
山田 「アメリカのエースが
(6回に)登板して
三者凡退の直後、
(回の先頭打者が)ホームラン、
サヨナラ負けですから
アメリカのエースが
まさに流れを引き込んだって
思いました」
岩本 「開き直りが日本にあれば、
(2008年北京大会)
『あの時の感動もう一度』
じゃない?
ソフトボール、金メダル期待したいね。
侍ジャパンにも影響あると思うよ」
東京2020オリンピックで
ソフトボール日本代表が
金メダルを獲得すれば
野球日本代表 侍ジャパンが
燃えないわけがない――と
ガンちゃんは相乗効果を期待しました。
ソフトボール決勝は
27日20時から『文化放送 Focus on TOKYO』で
実況中継をお届けします。
17時55分から中継までは
山田弥希寿アナウンサー、
小川真由美さんがスタジオから登場。
日中に行われた競技の結果などをお伝えします。
ぜひ文化放送でお楽しみください。
※追記
27日の決勝で
日本はアメリカを2-0で下し
北京大会から2大会連続
金メダルを獲得しました。
日本代表の皆さん、おめでとうございます。
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2021年07月26日 18:30