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2020年10月19日
えのきどいちろうさんと「こんなはずじゃなかった!」
10・19 パ・リーグの夜にお送りした
『岩本勉のまいどスポーツ』は
コラムニストの
えのきどいちろうさんと一緒に
今シーズン開幕前に思い描いた理想と
現実との違いをボヤき倒す
『こんなはずちゃうかった!2020』を実施。
ガンちゃんの古巣で、
えのきどさんが応援するファイターズ、
山田弥希寿アナウンサーが応援するライオンズの
今シーズンここまでの戦いについて
語り合いました。
2016年以来
4年ぶりの優勝を目指したファイターズは
前日まで46勝53敗4分で
首位に14ゲーム差の5位。
先月9月16日には
44試合を残し自力優勝の可能性が消滅。
ライオンズは
リーグ3連覇を果たした上で
今年こそクライマックスシリーズを勝ち上がり
日本シリーズ出場、そして日本一奪還が悲願。
しかし今月3日、31試合を残して
自力優勝の可能性が消滅しています。
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◆ ファイターズの誤算
えのきどいちろうさんは
今シーズン、飛躍を期待した
清宮幸太郎選手について言及。
えのきど 「今年は多分
ひと皮むけるんじゃないかな
っていう風に予想していたけど、
なかなか長引いていて」
ガンちゃんは清宮選手について
「守備練習」のやり込みや
「体力をつける作業」を
行っていないと指摘します。
岩本 「僕は痛い目に合って
良かったと思ってます。
この秋は
地獄の秋季キャンプが待ってると思う」
山田 「長くプロ野球界で活躍するために
重要な1年だったということですね」
岩本 「そういうことですよ。
だって“大器”やもん」
えのきどさんが今季のファイターズに
期待したことは若手選手の成長。
えのきど 「“若造”が基本的な地力をつけてくれて
このあと
来年とか再来年とか、ジャンプできる
土台固めみたいなシーズンになると
最高だなと思ってたんですよ」
また「エラー」の多さも話題に。
かつてのファイターズは
守備で相手にプレッシャーをかけられるチーム
――というえのきどさんにガンちゃんも賛同します。
岩本 「シートノックで
プレッシャーかけたんですよ。
それで(観客の)歓声と
どよめきがあったんだから」
強い時期は
新庄剛志、稲場篤紀、森本稀哲の外野陣、
金子誠、田中健介の二遊間コンビの
守備のレベルの高さがありました。
えのきど 「野球のコクみたいなものが
ないんです。
守りでも、走りでも、
プレッシャーの掛け合いのところが
野球の醍醐味じゃないですか。
攻撃チームも守備チームも
お互いにプレッシャーをかける。
そこの押し引きみたいなところが
面白いと思うんだけど、
今はすごい簡単な野球に
なっちゃってるかな」
ファイターズは
FA宣言をした選手を引き留めず、
ベテランの移籍と若手の台頭のサイクルが早い
特徴がありますが
ベテラン選手が少ないチーム事情から
今のファイターズは
“野球ができる選手”が不在――と分析。
えのきど 「プロの選手に取材をすると
『野球ができるね』っていう
言い方をすることがあるんです。
ファイターズはAKBみたいに
センターが抜けてベテランがいない。
“野球力”みたいなものが
だんだん薄くなって、
野球が痩せちゃう感じになっているんだと
僕は思うんですよ。
どうですかね、これ?」
岩本 「札幌のラジオ局で
パクらせてもらいます。
野球がやせっぽっちなんですよ!」
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◆ ライオンズの誤算
山田弥希寿アナウンサーは
ライオンズが優勝争いから脱落した要因の一つに
開幕投手を務めたザック・ニール投手の
勝ち星が伸びないこと。
昨シーズン12勝を挙げ、
ひとりで11の貯金を作ったニール投手が
勝てないのはなぜか――?
ガンちゃんがの“ピッチャー心理”による分析は・・・
◆昨季1敗しかしなかった投手が
今季開幕間もない時期に
黒星が(たとえば)2つつくと
『あれ?年が変わると
“オレって nice luck 持ってないのか??”』
――と感じ出す。
◆パフォーマンスはどんどん陰り、保守的になる。
岩本 「今シーズンは負けてから
『きょうのオレは大丈夫か?』――。
まず自分に伺いを立てるるねん。
相手に攻撃じゃなくて。
後手に回ったプレーは
相手バッターからすると
隙だらけだから」
えのきどさんは
ファイターズファンの視点から
ライオンズに
“山賊打線という幻影”があったと指摘。
ファイターズがライオンズにリードしても
「山賊打線に打たれるかもしれない」と
昨季までは脅威に感じていた打線が振るいません。
えのきど 「こっちから見ても
幻影を見ていたんです。
西武ファンや西武の関係者も
山賊打線をずっとイメージしてたと
思うんですけど、
秋山の代わりにこの選手をはめれば
なんとかなるんじゃないか――
みたいな。
でもそれって山賊打線の幻影なんだよ。
だから、途中まで行って
うまくいかなかったら
野球のスタイル変えるっていう手も
あったと思うんですよ。
でもやっぱりさ、
迫力があって、連覇してるチームだから、
そのイメージの呪縛みたいなものが
すごく大きくて、
ピッチャーが弱くても
勝ててきたチームって
成功体験が逆に縛るっていうことって
あるじゃないですか」
岩本 「そうですね。
一個ずれた時、
次の一手がなかったっていうのは
あるかもしれない」
えのきど 「違うスタイルの野球をする
っていう判断も
もしかしらた、あったんじゃないかな
っていう風に思いますわ」
山田 「今シーズンはまさに
山賊打線というその幻影に
ぶつかってしまった――
というライオンズだったんですね」
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■ えのきどいちろうさんの最新情報
文春野球コラム ペナントレース2020
文春野球コラムは、文春オンラインに掲載される
プロ野球を愛する執筆者による野球コラム。
プロ野球12球団
各チームを応援する執筆者がコラムで対決し
ペナントレース方式での優勝争いを展開しています。
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えのきどいちろうさんは
文春野球コラムにおける
北海道日本ハムファイターズの監督。
9月27日配信分のコラムでは
山田弥希寿アナウンサーの
文化放送ライオンズナイター実況デビューについて
綴っています。
◆文化放送ライオンズナイターで新人、山田弥希寿(みきとし)アナがデビュー
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この日は
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リスナープレゼント企画を実施。
たくさんのご応募ありがとうございました!
※ プレゼントの応募の締め切りは終了しました
投稿者 文化放送スポーツ部 : 2020年10月19日 18:30